アフィリエイターの味方である楽天アフィリエイト。しかし、報酬を受け取る仕組みが複雑で非常に面倒です。
一方、Amazonアソシエイトは一定額を超えれば入金してくれるという素晴らしいアフィリエイト構造になっていますね。
ということで、楽天アフィリエイトの報酬の受け取り方として代表的な4パターンを詳しく解説していきます。
① - 全て楽天ポイントとして受け取る
楽天アフィリエイトの報酬受け取りに関して、特に何の設定もしていない人は以下の設定になっています。
3000円までは、通常の楽天ポイントとして報酬を受け取り、3000円以上の報酬がある場合は、楽天キャッシュという謎の通貨で受け取ることになっています。
この楽天キャッシュって一体なんだ??
解説します。
楽天キャッシュとは
楽天のみで使えるポイントのことで、基本的には楽天ポイントと何ら変わりはありません。
大きな違いは人に贈ったり受け取ったり、換金したりすることができるということ。
ただし、そのたびに手数料がかかります。(手数料に関しては後述します)
この楽天キャッシュは、通常の楽天ポイントと比べて微妙な違いがあります。
例えば、
・楽天ポイントは1回で利用できる上限が30000ポイントまで。
・楽天キャッシュは1回で利用できる上限が100000ポイントまで。
など、微妙な差異があります。
楽天キャッシュの方が強い印象がありますが、概ね楽天ポイントと同等のものと考えてよいでしょう。
★ここに関してのまとめ
- 月3000円までは楽天ポイントで支払われる。
- 月3000円以上の収益がある場合、報酬の受け取りは楽天キャッシュで受け取ることになる。
- 楽天キャッシュ=楽天ポイントとして使うことができる。
次に、この楽天キャッシュは換金できるという話です。
つまり、3000円以上の報酬は現金化することができます。
② - 楽天キャッシュを現金化する
楽天銀行口座を持っていれば楽天キャッシュを現金化することが可能です。
出ました。楽天銀行口座。
今のところ、楽天アフィリエイトは楽天銀行を介さないと、現金を受け取れない仕組みになってます。
で、なんだこの楽天銀行ってのは?
楽天銀行とは
こちらで詳しく解説されていますが、楽天のヘビーユーザーであればお得な口座かもしれません。逆に、あまり楽天を使わない人にとってはメリットが少ないと思います。
この楽天銀行を介して報酬ポイントを現金化するには、デメリットや条件があります。
・現金化するのに手数料がかかる
→現金化する手数料として、「10%+消費税」がかかる。
→現金化する手数料として、「10%+消費税」がかかる。
・条件がある
→楽天銀行の口座開設を、前月末までに開設を完了しておかないといけません。
すぐに口座を開設して、今月分の収益を現金にしたい!というのは不可能です。
★ここに関してのまとめ
・楽天銀行口座があれば3000円以上の報酬は現金化できる。
ただし、手数料は10%+消費税が引かれる。
・口座の開設は、報酬受け取りの前月末までに済ませておく必要がある。
楽天銀行を介して現金化するのは、ちょっと不利な条件が多いですね。
しかし、楽天銀行口座を持っていなくても、楽天Edyにポイント移行することで、現金と同様に扱うことができます。
③ - 報酬を楽天Edyポイント移行する
楽天Edyとは
コンビニのレジでよく聞く「シャリーン」って音が鳴る電子マネーのことです。
事前にスマホなどに入金しておけば、電子マネーとして利用することができます。
ちなみに、200円=1ポイントがつきます。
通常、現金化するには手数料10%がかかると説明しましたが、楽天Edyにポイント移行するなら、特に手数料もかかりません。
楽天Edyは、現金と同じように街中で使うことができるので、これはアリな方法ですね。
ただし、条件があります。
Edy機能付き楽天カードが必要
これがまたややこしい話で、「楽天カード」と「Edy機能付き楽天カード」は違います。楽天カードや楽天クレジットカードを持っていようが、ポイントを移行することはできません。
Edy機能付き楽天カードが必要になります。
楽天カードを持っている人は、申し込みをすればすぐに発行してもらえます。
発行中は今までと同じように楽天カードを使え、新しいカードが届き次第に破棄すれば大丈夫です。
★ここに関してのまとめ
・楽天Edy付きクレジットカードを持っていれば、アフィリエイト報酬(楽天ポイント含め)を楽天Edyにポイント移行できる。
・楽天Edyポイントは電子マネーとしてコンビニなどで1ポイント=1円として使うことができる。
ここまでは楽天を介した換金方法や、ポイント移行について説明しましたが、最後に全てを現金で受け取る方法です。
④ - もしもアフィリエイト経由で現金を受け取る
「もしもアフィリエイト 」を経由すれば、楽天アフィリエイトの報酬を全て現金化することができます。
「経由」というは、楽天アフィリエイトIDを商品リンクとして使用せず、楽天アフィリエイトIDを「もしも」に登録(提携)し、「もしも」IDで楽天の商品リンクを貼ること、と考えてください。
難しいように聞こえますが、手順は後述します。
まず、もしもアフィリエイトを経由することのメリットはこちら。
・1000円の報酬から指定口座に入金可能
・報酬+10%追加報酬
例)毎月1万円のアフィリエイト報酬があり、年間12万円の報酬だった場合
・もしもアフィリエイト経由なら「報酬+10%追加報酬」→13200円
・楽天アフィリエイトなら「報酬-10%追加報酬-消費税」→10800円-消費税
これだけでも24000円以上の差がでます。
報酬が多い人ほど「もしも経由」にしているのではないでしょうか。
楽天アフィリエイトをもしも経由にする方法
まずは、もしもアフィリエイトにユーザー登録する。
↓
2~5日で審査結果が出るので待つ。
↓
楽天と提携する。(審査付きでAmazonとも提携することもできます)
これで楽天ともしもアフィリエイトが提携された状態になりましたが、実際にどのように商品リンクを貼ったらよいか。
「カエレバ」を使いましょう。
カエレバにもしもIDを登録する
もしもIDの登録の仕方は簡単です。
・もしもIDの調べ方
まずもしもトップページから、提携中プロモーションの楽天市場をクリック。
広告リンクの取得をし、ソースコードを表示する。
※架空のナンバーです。
次にカエレバのページ内にある、「ユーザーデータ入力」にもしもIDを記入し保存するだけです。
※架空のナンバーです。
これで、商品リンクをカエレバで作成して商品リンクを貼れば、報酬はもしもアフィリエイトに入ることになります。
前述した通り、
・1000円から指定口座に入金可能
・報酬+10%追加報酬
という素晴らしい仕組みです。
ところで、過去記事の商品リンクはどうしたらよいでしょうか。
過去記事のアフィリエイトリンクの修正は必要?
これまでの商品リンクを、もしもアフィリエイトで報酬を得るためには、残念ながら商品リンク貼り直さなければいけません。
カエレバをもしも経由に変更したら、商品リンクのコードが変わります。
もちろん、カエレバを使ってなくても同じことです。
ここを忘れている人は多いのではないでしょうか。
過去の商品リンクを変更しなければ、これまでと同じように楽天アフィリエイトに報酬が入ります。
全ての商品リンクをもしも経由にしたければ、地道に過去記事の商品リンクを貼り直さなければなりません。
頑張りましょう!
★ここに関してのまとめ
- 「もしもアフィリエイト」と「楽天アフィリエイト」を経由すれば、1000円から現金として報酬を受け取ることが出来る。
- 報酬+10%追加報酬を受けることが出来る。
- 過去の商品リンクも「もしも経由」にしたい場合は、商品リンクを修正する必要がある。
最後にまとめ
楽天アフィリエイトで3000円以上の報酬を得る場合の選択肢は、以下の4つと説明しました。
1. 報酬をポイントで受け取る
- 特に設定する必要なし
3000円以上の報酬は、楽天キャッシュとして受け取ることができる。
楽天キャッシュは楽天ポイントとほぼ同じ扱いと考えてよい。
2. 楽天キャッシュを現金化する
- 楽天銀行口座が必要
3000円以上の報酬として得た楽天キャッシュは、楽天銀行口座を持っておけば現金化できる。
ただし10%+消費税が引かれる。
3. 報酬を楽天Edyにポイント移行する
- Edy機能付き楽天カードが必要
特に手数料は掛からず、報酬を楽天Edyにポイント移行することができる。
ただし、楽天Edyクレジットカードを作っておく必要がある。
楽天カードを持っている人ならば、楽天Edyカードを申請すればすぐに交換できる。
4.もしも経由にして現金で受け取る
- もしもアフィリエイトにて楽天と提携することが必要
もしもアフィリエイトに登録し、2~5日審査結果を待つ。
登録完了後、カエレバにもしもIDを登録することをオススメする。
これまで紹介してきた、楽天銀行口座の開設や楽天Edyカード申請、さらにはもしもアフィリエイトの登録も済ませておけば最強ですね。
特に楽天は報酬制度が変わったりすることがあるので、楽天銀行口座や楽天Edyカードは持っておくと便利かもしれません。
以上です。