今回の事件で最大の争点は、ユチョンの性的暴行容疑を立証できるかどうかだ。最初の告訴を除くあとの3件は、被害者が主張する性的暴行被害を受けた時点から少なくとも6カ月から2年が経過しており、容疑を立証するのは難しいとの見方が多い。10日にユチョンを告訴したが、15日に取り下げたイさんは、当時着ていた自身の下着などを証拠物として提出していたが、ほかの3人は犯行事実を証明できる物証を提出していない。ソウル市内のある警察署の女性青少年課長は「事件発生後、長い時間が経過して物的証拠がない上、陳述を変えた被害者もいるため、容疑立証は容易でない」と語った。
ユチョンは2番目の告訴が提出された直後、所属事務所C-JeSエンターテインメントを通じて「どんな容疑でも犯罪が認定されれば芸能界を引退する」との考えを表明した。同事務所は4番目の告訴が提出された後、「告発人全員を虚偽告訴と恐喝で訴える」とコメントした。
ユチョンの一部ファンも動揺している。コミュニティーサイト「DCインサイド」でユチョンが所属する3人組グループJYJを支持するファンたちは同日、「物議を醸したユチョンを非難し、彼に関連するあらゆる活動やコンテンツを徹底的に排斥する」と表明した。