ロシア極東発展相 北方領土の共同開発呼びかけ
ロシアのガルシュカ極東発展相がNHKのインタビューに応じ、日本企業の北方領土への進出が領土交渉の前進につながるとして、日本に対し北方領土の共同開発を改めて呼びかけました。
ロシア政府で極東地域の開発などを担当するガルシュカ極東発展相は、国際経済フォーラムが開かれているサンクトペテルブルクで、17日、NHKのインタビューに応じました。
この中でガルシュカ極東発展相は「貿易や経済、文化の面で交流が進めば、最も難しい問題の解決に向かうことができる」と述べ、領土交渉を行ううえで、幅広い分野で日ロ両国の関係を発展させることが重要だという考えを示しました。
そのうえで「日本企業が島々に進出すれば、お互い受け入れ可能な解決に向けて大きく前に進む」と述べ、日本企業の北方領土への進出が領土交渉の前進につながるとして、日本に対し北方領土の共同開発を改めて呼びかけました。
ロシア側としては、日本からの投資を呼び込むことで、この地域の経済発展につなげ、住民の生活を向上させたいとの思惑があるものとみられています。
これに対し日本側は、ロシアの法律に従って開発が行われれば、北方領土を自国の領土だと主張するロシアの立場を正当化しかねないとして、慎重な姿勢を示しています。
この中でガルシュカ極東発展相は「貿易や経済、文化の面で交流が進めば、最も難しい問題の解決に向かうことができる」と述べ、領土交渉を行ううえで、幅広い分野で日ロ両国の関係を発展させることが重要だという考えを示しました。
そのうえで「日本企業が島々に進出すれば、お互い受け入れ可能な解決に向けて大きく前に進む」と述べ、日本企業の北方領土への進出が領土交渉の前進につながるとして、日本に対し北方領土の共同開発を改めて呼びかけました。
ロシア側としては、日本からの投資を呼び込むことで、この地域の経済発展につなげ、住民の生活を向上させたいとの思惑があるものとみられています。
これに対し日本側は、ロシアの法律に従って開発が行われれば、北方領土を自国の領土だと主張するロシアの立場を正当化しかねないとして、慎重な姿勢を示しています。