蹴球探訪
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【ゴルフ】谷原、2日がかりの第1Rイーブン 「大満足。100点に近い」と自画自賛!2016年6月18日 紙面から
◇全米オープン<第1R>▽16、17日、米ペンシルベニア州、オークモント、オークモントCC(7219ヤード、パー70)▽賞金1000万ドル▽156選手 【オークモント(米ペンシルベニア州)テッド・ムース】雷雨の影響で前日から持ち越した第1ラウンドの残りが行われ、谷原秀人(37)=国際スポーツ振興協会=が1バーディー、1ボギーの70でまとめ、上々の発進となった。宮里優作(35)は1バーディー、4ボギーの73、池田勇太(30)=日清食品=は1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75と乱れた。松山英樹(24)=レクサス=は8ホールを終えて1バーディー、1ダブルボギーで1オーバー。谷口徹(48)は9ホールで4オーバー。アンドルー・ランドリー(米国)が66をマークした。 ◇ 気まぐれな天気、気勢をそぐような中断にも動じず、粘りのゴルフで即応した。「大満足。このゴルフ(の内容)だと100点に近い。37歳になれば、(中断があっても)うまくできるようになる」。谷原は少し胸を張り、満足げだった。 難コースにあって、持ち前のグリーン周りの技術力が引き出された。インスタートで迎えた11番パー4で、2打目をバンカーに入れながら、5メートルの難しいパットを沈めてパーセーブした。15番パー4では、バンカーからの3打目をピン右2メートルにピタリと寄せた。17、18番ともにアプローチをピンそばにつけ、前半はすべてパーでしのいだ。 後半の3番パー4では1打目を左に曲げ、名物バンカーのチャーチ・ピューズ(教会の椅子)に打ち込んでボギーをたたいたが、下を向かない。7番パー4では、グリーン手前ラフから1・5メートルに寄せる絶妙な小技を披露した。一夜明けた再開直後の8番パー3では3番ウッドでピン下3メートルにつけ、初めてバーディーを奪った。最終9番もアプローチを1・5メートルにつけ、難なくパーセーブで締めた。 ショットの安定感を欠き、フェアウエーキープ率は28・57%、パーオン率も55・56%とともに低調。その分、絶品のアプローチと勝負どころのパットがさえ、「グリーンはイメージ通りの転がりで、ちょうど良かった。このコースは水はけがいいのか、グリーンスピードはあまり変わらなかった」と谷原。初出場の今大会、天候による中断、順延に負けじと、堂々のプレーだった。 PR情報
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