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【プロ野球】

勝てない菅野 6イニング2発KO 防御率独走なのに

2016年6月18日 紙面から

巨人−ロッテ 4回表2死、清田に四球を与え、顔をしかめる巨人の先発菅野=東京ドームで(岩本旭人撮影)

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◇ロッテ5−1巨人

 ロッテが今季初の6連勝を飾った。0−1の4回にナバーロのソロで追い付き、6回に角中のソロで勝ち越した。涌井が1失点完投で4月29日以来の6勝目を挙げた。巨人は菅野が6イニング2失点ながら打線の援護がなく3敗目を喫した。

    ◇

 エースで負けた。巨人の菅野はファウルで粘られる苦しい投球を強いられ、6イニング2失点で今季初めて連敗を喫した。「エースに勝ちを」「トモ(菅野)に援護を」とは4月の終わりからチーム内で言われる言葉。だがこの日も、127球の粘投は報われなかった。

 前回のソフトバンク戦に続き、打線の援護は1点のみ。それでも菅野は「涌井さんてことで、点は取れないと思っていた。悪い中で切り抜けるのが仕事」と責任を背負った。4回に抜けたフォークボールをナバーロに左翼席へ痛打されると、6回は角中に内角を狙ったカットボールが外寄りに甘くなったところを左翼席に運ばれた。

 6イニングは今季最短。高橋監督は「調子も悪かったとは思うけど、その中でも粘っていたのかな」とエースを立てたが、自身は「もう1イニング投げられれば良かった」と悔やんだ。

 

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