社会
木戸川のサケのふ化施設 全面復旧
(福島県)
津波の被害を受けた楢葉町の木戸川で、サケのふ化施設が全面的に復旧した。木戸川漁協のサケのふ化場は、津波の被害から復旧を進め、きょう完成式典が開かれた。
完成したふ化場には、稚魚を育てる大型の池が、新たに24個つくられ、底にたまったゴミを自動的に掃除する最新の設備も備えられた。
施設の復旧で今後は、ふ化させるサケの数を大きく増やすことができる。
*木戸川漁協鮭ふ化場・鈴木謙太郎場長「楢葉町の復興のためにも福島の復興のためにも日本のサケ資源のためにも全力で取り組んでいきたいと思っています。」
来年の春には、この施設でサケの稚魚を育て、今年の7倍にあたる1000万匹を木戸川から、放流したいと話している。
[ 6/17 20:09 福島中央テレビ]