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【芸能・社会】

TBS系ドラマ「神の舌を持つ男」 坂本冬美の演歌が主題歌

2016年6月16日 紙面から

花柳社中に囲まれる(左から)向井理、坂本冬美、堤幸彦さん

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 演歌歌手の坂本冬美(49)が、TBS系で7月8日スタートの連続ドラマ「神の舌を持つ男」(金曜午後10時)の主題歌を担当する。同ドラマ枠で演歌が主題歌になるのは1990年以降初めて。芸能生活30周年を迎えた坂本はドラマにも出演。「今年一番のサプライズで、これ以上のものはもう暮れまで出てこないと思います」と喜んでいる。

 坂本が歌うのは「女は抱かれて鮎(あゆ)になる」(作詞・荒木とよひさ、作曲・弦哲也)。7月15日からネット配信開始、8月17日にCD発売も決定した。

 ドラマは向井理(34)主演で木村文乃(28)、佐藤二朗(47)らが共演。舌で分析する“絶対舌感”を持つ主人公らが、事件を解決しながら謎の温泉芸者を追って全国の秘湯を旅するコミカルミステリー。

 このほど千葉県内で行われた撮影に坂本も参加。鮎のイラスト入り扇子を持った12人の花柳社中(演歌のバックダンサー)をバックに圧巻の踊りも披露。放送はドラマ後半になる予定だ。

 演出を担当した堤幸彦さんから「ど真ん中の演歌をやっていただきたい」とオファーを受けた坂本は「夢のようです。(主演は)向井理さんですよ。なぜ私だったのでしょう? (ドラマ出演も)思い切り楽しんでやりました」とコメント。もともと主題歌に強いこだわりを持つ堤さん。構想20年を費やし原案と演出を手がけ、山奥の秘湯巡りという設定もあり「今回のドラマの世界観を表す主題歌は演歌しかない」と当初から考えていたという。

 向井は「温泉を巡るドラマにふさわしい曲。ひと言で表すことが難しいドラマですが、坂本さんの曲を聴くことでドラマの世界観がはっきりします」と話している。

 

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