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蓮舫氏、出馬せず…民進代表に伝える

蓮舫氏=東京・永田町で2016年4月8日、水本圭亮撮影

 東京都の舛添要一知事の辞職に伴う知事選で、民進党の蓮舫代表代行が立候補を見送る意向であることが17日、わかった。蓮舫氏は改選を迎える参院選(22日公示、7月10日投開票)の東京選挙区に予定通り立候補する。

     民進党内には蓮舫氏の都知事選立候補への待望論があったが、候補者選定は練り直しを迫られる。

     民進党関係者によると、蓮舫氏は岡田克也代表と枝野幸男幹事長に都知事選には立候補しない意向を伝えた。都知事選に転じる場合、参院選公示前日の21日までに判断を迫られるが、都知事選の告示は7月14日と決まり、3週間以上先になる。最近の都知事選は、候補者が出そろってから「後出し」で出馬表明した候補が勝つ傾向にあり、「先に手を挙げるのは厳しい」(民進都連関係者)との見方があった。蓮舫氏は野田佳彦前首相のグループに所属するが、野田氏も都知事選への転出に慎重な考えだった。

     また民進党は参院選で改憲勢力の3分の2阻止を掲げている。獲得議席数が岡田氏の責任論と直結するため、1議席でも議席を上積みする必要がある。東京選挙区(改選数6)での2議席確保は「蓮舫氏抜きでは難しい」(幹部)との声が強い。岡田氏は参院選に全力を挙げたい意向だ。

     蓮舫氏は参院当選2回。キャスター出身で、民主党政権では行政刷新担当相として事業仕分けを担当して注目を浴びた。【野口武則】

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