終わりましたね、くりぃむのオールナイト特別編。
いやー懐かしかったです。ラジオから流れてくる彼らのトークを聴いていたら、その当時の記憶がよみがえって来ましてね、自然と涙が頬をツツーと伝(つた)っていました。あっ、当時は無職だったんですよ、ボク。
いろいろあったなあ。(ぼんやり遠くを見つめる目)
個人経営のパン屋さんにパンの耳をタダで分けてもらったこと。(大手スーパー内のパン屋はダメだった)
早朝と夜*1に自動販売機の釣銭口に人差し指を入れて残り銭を探し回ったこと。
公園で3,4歳の子供がよちよちと寄って来たので、顔を見合わせてニコニコしていたら母親が『***ちゃん、こっち(に来なさい)!』と金切声で子供を呼び戻して去って行ったこと。ちなみに母親はぎこちない半笑いを浮かべてボクに軽く会釈していきました。
他には・・・あっ、スイマセン。つい自分の世界に入ちゃって・・・。せっかく来てくれたのに、ウツな気分にさせて申し訳ありません。
能書きはこれぐらいにして、早速本題に入ります。
★★★
明日が半休、明後日がまるまる休みと久しぶりに自分の時間ができたんで、充実した週末を過ごそうと思い色々とプランを考えてたんですよ。
が、残念ながらボクと一緒に充実した時間を過ごしてくれる相手なんて居るわけも無く、ただただ自分がぼっちなんだということを再認識しただけでございました。
で、結局はぼっちの味方、映画鑑賞ですよ。
ボクはホラーやサスペンスものが好きでね、結構その方面は詳しいんです。
今日はホラ・サス好きにおススメを1つ挙げたいと思います。
ズバリ、これ。『MARTYRS~マーターズ*2』って言うんですが知ってますか?
もうね、この画だけで怖いでしょ?
おそらくこの手の映画では不快指数ナンバ-1、後味の悪い事この上ない作品です。
ネタバレにならない範囲で簡単な紹介をしますとね、秘密結社みたいな宗教団体(頭のおかしい人たちばっかりです)が、究極の状態で人間には何が見えるのか?とかいうワケの分からない『実験』をするお話なんです。
問題はその『実験』なんですが、少女を監禁して死なない程度に命を削って行くというか、少しづつ少しづつ殺して行くんですよ。
その過程、即ち生と死のはざまに存在するであろう臨死体験を少女にさせる事によって、死ぬ直前に垣間見る死後の世界の真理を追究するというストーリーなんです。
と言っても、これじゃちょっと分かりにくいし、ただの残酷モノだろうって思いますよね!?
いえいえ、言ってしまえばそうなんですが、その残酷な描写がホントに・・・なんですから!
細かいことを言ってしまうと観る人が困ると思いますんで、そこは勘弁して下さい。
その残酷具合がもうね・・・筆舌に尽くしがたいレベルなんですよ。だから書こうにも書けない(笑)
観た後の胸焼け感といいますか、いやーな感じはこの手のジャンルでは1番だと思いますよ!
同じホラーでも『13金』や『エルム街』辺りはまだまだ甘いです。あれらはまだ娯楽の範囲内ですね。
一応補足しておきますと、これに近い後味感は有名どころでは『ホステル』ですね。知らない人、興味のない人はスンマセン。
もし『ホステル』が好みなら、マーターズもきっと気に入ってもらえると思いますよ!
ちょっとネタバレ・・・結の部分で少女がつぶやく死後の世界の真理とは? 少女が見た死後の世界への謎かけが巧い余韻となってるんですよねえ。
少女のつぶやきが何かわかったっていう人は、ぜひ教えて下さいネ。いろいろな候補があるけど未だにコレ!っていうのには出会ってないですねえ・・・。
じゃ、また!