エレベーターに乗る時、こんな勘違い被害にあうことがあります。
まもなく出発するであろう、エレベーターに駆け込むぼく。すると、
ビーッ!!
けたたましい警報音。みんな一斉にぼくの方を見ます。
いやいやいや、違いますよ。そんなわけないじゃないですか。エレベーターに乗っているのは、現時点でぼくを含めて、6人ですよ。
重量オーバーなわけないじゃないですか!!
どんだけ貧弱なエレベーターなんですか。ここにいる人達みんな150㎏くらいあるの?
ぼくはそれに近いかもですがw
か細い女性とか、普通のおじさんばかりですよ!ぼくの体重を考慮しても、重量オーバーの警報が鳴るわけないんですよ。
原因は、制限時間オーバー!
ぼくが駆け込んできて出発が遅くなったから、エレベーターに設定されている制限時間をオーバーして、警報が鳴っているんですよ!
警報音を止めるには、ドアを閉めて出発すればいいです。
しかし!エレベーターのボタンを操作してくれている女性は、一向に閉めるボタンを押してくれません。ぼくをじっと見ながら、開くボタンを長押ししています。
他の乗客さんたちも、ぼくを睨みつけるように見ています。
(警報が鳴っているだろ!早くおりろ!)
みんなの視線がそう言っています。
違うんだ!重いから警報が鳴っているんじゃないんだ!
多分、制限時間オーバーによる警報だということに、気付いている人もいたでしょうね。ただ、他の人につられて、体重オーバー説に流れた人もいたと思います。集団心理って怖いですね。
ぼくは、みんなの視線に負けて、エレベーターを降りました。
降りた瞬間、ドアが閉まりました。速攻で閉めるボタン押したんでしょうね〜。
「この警報は、時間で鳴るんですよ。」
たった一言この言葉を言えば、みんなと一緒に行けたのに...。
なんだかみんなの視線を感じると、本当に重量オーバーで鳴っているんじゃないかと思い始めてしまいますね。
もし、ぼくが痩せていれば、みんな制限時間による警報音だと理解したと思うんですよね。
太った人が乗る→警報音→重量オーバー説!
まあ、あの警報音が鳴れば、誰でも重量オーバーを疑うかもしれませんが。
制限時間を過ぎたら、警報音じゃなくてアナウンスにしてもらいたいですね。
あ!でもいずれにしても、ぼくが駆け込んで来たせいで、出発が遅れて警報が鳴ったんだから、原因はぼくですね!