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  • ・【最新号】四季報夏号データに更新しました

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テンバガーより凄い「100倍株」のある共通点とは

あれから19年、74冊を読破した男の「深イイ話」ー(81)

渡部 清二
13日発売の表紙に映っているのが80年前に誕生した四季報の創刊号だ

 来週6月13日に発売される『会社四季報』夏号は、1936(昭和11)年の創刊から80周年に当たる記念号になるそうだ。このことは会社四季報が80年続く「継続性」と、すべての上場企業を一つの冊子にまとめる「網羅性」という二つの強みを併せ持つことのすごさを改めて感じさせる。

 「網羅性」はすべての上場企業の「現在」を確認でき、企業間の「横比較」ができるなど理解しやすいが、一方の「継続性」は何がすごいのか疑問に感じる方もいるかもしれない。「継続性」があるからこそ、「過去」の四季報を確認することができ、そしてある企業がどのような経緯をたどって現在に至ったのか、その過程をいわば「縦比較」で検証することができるのである。

 つまり四季報オンラインの機能などを活用し、過去の四季報をさかのぼって確認することで、企業の経歴を知ることができるのだ。日本経済新聞に「私の履歴書」という欄があり、そこでは経営者など社会的に大成功を収めた方々が、自身の出生から現在に至るまでの経緯を書いているが、四季報の縦比較はその企業版ととらえてよい。

 「私の履歴書」では時代背景や社会情勢もからめ、筆者の幼少期や学生時代、入社の頃や携わった仕事など、成功者が実際に体験したことが書かれているため、ビジネスパーソンとしてはヒントになることが非常に多い。同じように成功している成長企業の、上場当時から現在に至るまでの経緯を、過去の四季報から知ることは、次の成長株を見つける際の大きなヒントになると考えられる。

100倍株は歴史的最低金利の年に生まれる

 私は四季報完全読破を19年継続しているが、さまざまな場面で過去の四季報を思い起こし、「あのときに似ているな」と感じることがある。ちなみに今年2016年の足元の株式相場は、明確な根拠はないが1998年にそっくりに感じるのだ。98年は2月に長野で冬季オリンピックが開催され、6月はフランスでFIFAワールドカップが行われた年だ。

 この年の株式市場は、日経平均株価が年初に1万5000円弱からスタートし、高値1万7000円程度、安値は10月の1万3000円割れ、年末は1万4000円弱とボックス圏で推移した。翌99年は右肩上がりの相場に転じ、そのまま「ITバブル」に突入。2000年4月高値2万1000円弱まで上昇し続けた。今年16年は年初からの株価急落で始まり、その後は1万6000円から1万7000円のボックス相場となっている。

 肝心のどこが似ているかだが、98年の日経平均はボックス圏で相場全体は冴えない印象だったが、中小型株だけは軒並み上昇した。この点が今年と似ているのだ。今年の株式市場は6月3日現在、日経平均は昨年末比13%の下落だが、中小型銘柄が多い東証マザーズ指数は28%上昇しているので、現象面では間違いなく似ているといってよい。

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