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最終更新:2016年6月16日(木) 4時20分

台風進路の「予報円」縮小、予報の精度が向上

 気象庁は、今後発生する台風について、台風の中心が入ると予想される「予報円」を今までよりも小さく表示するなど、進路をより絞り込んで予報することになりました。

 台風の「予報円」は、台風の進路予報において、今後、台風の中心が70%の確率で入ると予想される範囲を円で示すものです。気象庁は15日、今後発生する台風について、この予報円の半径を今までよりも20〜40%縮小して表示し、台風の進路をより絞り込んで予報すると発表しました。

 コンピューターの計算プログラムの改良やひまわり8号の観測データの活用などによって台風の進路予報の精度が向上したため、今回の予報の改善が可能になったということです。

 気象庁はあわせて、風速25メートル以上の暴風となるおそれのある「暴風警戒域」も、より絞り込んだ形で予報するとしています。(15日19:46)

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