† † 武器庫(弓・銃) † †

・・・弓、銃等。順不同。

クロスボウ

長時間の訓練が必要な弓に代わって誕生した兵器。練度の低い兵士でも一定の戦果を上げる事が出来るため、ヨーロッパの各国で採用された。巻き上げにかかる時間が弱点。

ロングボウ

直訳すると『長弓』となるが、一般的にはイングランドにおいて使用された長弓を指す。
主にイチイの木で作られ、2m近い長さがあった。イングランドは騎士の国と思われがちだが、長弓射手の育成にこそ最も力を注いでいた。

リピーター

複雑な機構の搭載により、連続発射を可能としたクロスボウの一種。中国にもチュコヌと呼ばれる連弩が存在する。

ショートボウ

飛び道具の中で最もポピュラーかつ標準的な武器。その歴史は古く、紀元前1万年前にすでに存在していたという。

フリントロック式銃

17世紀後半、高額なホイールロック式銃を購入出来ない泥棒や盗賊達によって発明された、燧石(火打石)による発火方式の銃。
引き金を引くと、当たり金に石がぶつかり、火花を散らしながら火皿へと注がれる。
火皿の火蓋は当たり金と一体であるため、石がぶつかると同時に開かれる。
構造が単純であり、発射までの操作が簡便であるため、マッチロックやホイールロックに替わって普及した。

ホイールロック式銃

16世紀に発明されたマッチロック式銃(火縄銃)は、火種がなければ発射出来ず、湿気に弱いという欠点があった。
この欠点を解消するため、歯車と黄鉄鉱を用いた点火方式を採用したものがホイールロック式銃である。
引き金を引くと歯車が回転し、黄鉄鉱とぶつかって火花を散らす(いわゆるライターの原理)。
この火花を火種にして、火皿の中の火薬に点火するのである。
ただし、この銃は構造が複雑であり、それゆえに高額となり、さらに暴発も多かった事から あまり普及はされず、後のフリントロック式に取って代わられる事となった。

ブランダーバス
(フリントロック)

ブランダーバスとはいわゆるラッパ銃の事であり、現在で言う所の散弾銃に相当する。
ラッパ状になった銃口から釘や石などを詰め込み、発射させる。
その殺傷範囲は広いが、命中精度は無いに等しかったと言う。

ブランダーバス
(ホイールロック)

点火方式の遷移に伴い、ブランダーバスもまたホイールロックからフリントロックへと移行した。
ブランダーバスについての説明は左記参照。


Revised: 2004/06/19 .

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