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【プロ野球】

山田、今季10球団目21号 同一シーズン11球団制覇へ王手

2016年6月16日 紙面から

ヤクルト−ソフトバンク 6回裏1死、中越えに本塁打を放つヤクルト・山田=神宮球場で(佐藤雄太朗撮影)

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◇ソフトバンク6−4ヤクルト

 ソフトバンクの和田が両リーグ単独トップの8勝目。要所で丁寧に制球し、6イニング0/3を2失点にまとめた。打線が2回に鶴岡の適時打で先制し、柳田の適時打2本や内川の2点打などで加点した。ヤクルトは交流戦の負け越しが決まった。

 連勝は逃しても、ヤクルトの山田はしっかり打った。6回1死、ボールゾーンの低いカットボールに体勢を崩されながらも、放物線はバックスクリーンへ。21号ソロだ。

 「崩されたけど、しっかり捉えてました」。チームはこの打席まで、ソフトバンク先発・和田の前にわずか3安打。杉村チーフ打撃コーチは「和田は山田クラスじゃないと打てないか。ヘッドを返してうまく打っていた。また一段進歩している」とうなった。

 交流戦前にセ・リーグ5球団、交流戦に入ってからも各球団から本塁打を放っており、これで今季10球団目。17日からの西武3連戦(西武ドーム)で打てば、2013年のバレンティン以来となる同一シーズン11球団制覇。ジメジメした梅雨空でも、山田のバットだけは元気だ。 (竹村和佳子)

 

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