今年、「金メダル」「ノーベル賞」を獲るのはズバリこの人たち!【日本の英雄35人を一挙紹介】

2016年01月06日(水) 週刊現代

週刊現代賢者の知恵

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オートファジーはいわば体内のリサイクル活動のようなもの。この現象は病気とも密接に関連しており、原因不明とされてきたパーキンソン病の解明に繋がるのではないかと研究が進んでいる。

もし受賞するならば、弟子にあたる東京大学教授の水島昇氏(49歳)との共同受賞が予想されるだけに注目だ。

名城大学終身教授の飯島澄男氏(76歳)は「化学賞」の候補者として、毎年のように名前が挙がる。飯島氏が発見した「カーボンナノチューブ」はまさに夢の素材。炭素で構成されており、アルミニウムの半分の軽さで、ダイヤモンドの2倍の硬さをもち、銅の1000倍も電気を通しやすい特徴をもっている。

「将来、実現が期待される宇宙エレベーターでは、宇宙と地球を繋ぐケーブルが必要です。このケーブルの素材として、現状唯一使えると考えられているのがカーボンナノチューブなのです」(竹内氏)

日本人による自然科学三賞の制覇が目の前に迫ってきた。

「週刊現代」2015年1月2日・9日合併号より

 

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