今年、「金メダル」「ノーベル賞」を獲るのはズバリこの人たち!【日本の英雄35人を一挙紹介】

2016年01月06日(水) 週刊現代

週刊現代賢者の知恵

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「一番金メダルが固いのは、女子の52kg級の中村美里ですね。あと48kg級の浅見八瑠奈、近藤亜美などもいい。男子は66kg級の海老沼匡や100kg級の羽賀龍之介に注目です。その中でも特に面白い存在になりそうなのが100kg超級の七戸龍ですね。彼はベルギー人の母を持つハーフで、パワーでも外国人選手に引けを取りません。その七戸に先の大会で勝った原沢久喜も強い。二人の代表権争いは最後まで目が離せません」

柔道と並んでお家芸と呼ばれる女子レスリングも盤石だ。

「今もっとも強いのは、世界選手権3連覇中の48kg級の登坂絵莉です。女子レスリングはリオから4階級が6階級になり階級が増えましたから、日本にとってはメダル増のチャンス。有力選手がみんな出場できますからね。69kg級の土性沙羅、63kg級の川井梨紗子が有力です」(前出の折山氏)

これらの若手に加えて五輪4連覇を目指す「無敵の女王」、吉田沙保里と伊調馨がいる。

前回のロンドン大会で銀メダルに輝いた卓球はどうか。折山氏が続ける。

「団体のメダルは固いでしょう。あとは永遠のライバル中国を破って悲願の金メダルを取ってほしい。円熟期に入った石川佳純、福原愛はもちろん、代表入りを狙う伊藤美誠も強くなってますよ」

陸上では200mのサニブラウンに期待したい、と語るのは前出の斉藤氏だ。

「まだ高校2年生ですから、本番までの8ヵ月間でどれだけ成長するか分からない。普段は電車で登校する普通の高校生ですが、あのボルトのジュニア記録を塗り替えた男ですからね」

前出の矢内氏も続ける。

「テニスの錦織圭も忘れてはなりません。リオでは錦織よりランキングが上のジョコビッチやフェデラーなどが出場しない可能性があるので、金に最も近い。錦織も狙いにいくでしょう」

バドミントンの高橋、松友ペアは日本初の金メダルを狙う

バドミントンも金メダルに手が届く逸材が揃っている。世界ランク1位の高橋礼華、松友美佐紀ペアを筆頭に、世界大会の男子シングルスで初優勝した桃田健人など、勢いのある若手が出てきた。

リオから新種目に加わった競技にも注目だ。前出の斉藤氏は、「サクラセブンズ」こと、7人制の女子ラグビーを推す。

「7人制のラグビーは、身体の大きさではなく、いかに走れるかが重要になってくる。俊敏性と持久力を兼ね備えた日本人向きの競技だと思います。出場国数も12ヵ国ですから金の可能性もある」

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