蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】広島・野村、6イニング無失点でセ界単独トップの8勝目2016年6月17日 紙面から
◇広島6−0西武広島が快勝で3連勝した。野村は6安打4四球を許しながら6イニング無失点でリーグ単独トップの8勝目。3回に押し出し四球で先制。4、5回にも加点すると、8回は菊池が2ランを放った。西武は今季初の同一カード3連戦3連敗。 大粒の雨がユニホームをぬらす。2点差の5回2死一、二塁。広島・野村が最後に選んだのはカットボールだった。 「あそこは思い切って、気持ちでいくしかなかった。逃げる姿を見せるのはダメ。仲間を信じて投げた」 左打者の鬼崎の手元で鋭く内側に切れ込む1球で二直に打ち取り、リードを守りきった。 グラウンドはぬかるみ、制球は定まらない。5回まで毎回、得点圏に走者を背負った。それでも「足が滑ることがあったけど、何も感じないようにした。雨を意識したら打者と勝負にならない」。無心で右腕を振り、6イニングを113球で守り切った。 リーグ単独トップの8勝目。交流戦3戦3勝を含め、これで4連勝をマークした。「100点満点の投球でしょう」と緒方監督もたたえた。「自分の勝ち星よりもチームが勝ったことが一番。これからも勝ちに貢献できる投球をしていきたい」。貯金8。独走状態のチームに、野村がさらなる上昇気流をもたらした。 PR情報
|