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【プロ野球】

ソフトB・東浜、無傷の5連勝 亜大の先輩・松田が援護弾

2016年6月17日 紙面から

ヤクルト−ソフトバンク 8イニング1失点で5勝目を挙げた先発のソフトバンク・東浜=神宮球場で(冨永豊撮影)

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◇ソフトバンク12−3ヤクルト

 ソフトバンクが貯金を26に伸ばした。1回に松田の2ランなどで3点。今宮の適時打2本で突き放し、8回に鶴岡と城所の2ランでダメ押しした。東浜は2度の中断を苦にせず、8イニング1失点で無傷の5連勝。ヤクルトはリーグ最速の40敗目。

 神宮で育った亜大コンビの活躍で、ソフトバンクが圧勝した。投げては東浜が8イニングを5安打、1失点。96球で投げ抜き、無傷のまま5勝目を手に入れた。

 4年目右腕にとって「(神宮は)良いことも悪いこともあった球場」。新人だった2013年のオープン戦だけで、公式戦では初の“里帰り”。2度の雨による計50分の中断をはさみ、ぬかるむマウンドとの戦いも強いられたが、集中力は途切れなかった。

 亜大では東都大学リーグ記録となる通算22完封(35勝)、420奪三振をマーク。ヒーローインタビューで「プロという世界で神宮に帰ってこられた。特別な1勝になると思います」と喜びを口にした。

 そんな東浜を先輩が援護した。1回、1点を取ってなお2死三塁。松田が左翼席に15号2ランを運んだ。

 「後輩の(東浜)巨が投げているんで、ボクも打てて、初回に3点取れたんでよかったです」

 こちらは大学通算15本塁打で、プロではバースデーアーチを含む4本目の神宮弾。球場だけでなく、東浜の登板試合で5本目と後輩との相性も抜群だ。

 交流戦もトップタイの6発目。松田のバットから勢いづいて、13安打の12得点。圧倒的な強さで、17日にも6度目の交流戦Vが決まる。

 

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