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やってみよう!
歩くカメールクンだよ。 1秒4コマのアニメをループさせているよ。
1.アニメを描く準備
LINEアニメスタンプの仕様に沿ってステージサイズをW320xH270、フレームレート20fpsに設定しよう。
【選択ツール】でタイムラインの20フレーム目を選択した状態で【挿入/タイムライン/フレーム】を選択しよう。 するとタイムラインが20フレーム目まで追加されるよ。 20fps(1秒あたり20フレーム)だからこれが1秒分のタイムラインになるよ。
今回は4コマのアニメだから20フレームを4等分するよ。 6,11,16フレーム目を選択し、それぞれ【修正/タイムライン/キーフレームに変換】しよう。 【キーフレーム】に変換されたフレームには○がついているよ。
この4等分したそれぞれのフレームがアニメの1コマになるよ。 ここでは「コマ」というよ。
2.下書きを描こう
まずは下書きから描いていこう。 ツールバーから【ペンツール】を選択しよう。 下書きだから色は水色のような淡い色、線幅は1ptに設定すると描きやすいよ。
2コマ目のフレームを選択し、【オニオンスキン】ボタンをオンにして【オニオンスキンマーカー】を表示させよう。 すると1コマ目に描いたイラストが半透明で表示されるよ。それを元に2コマ目を描こう。
これを繰り返して3,4コマ目も描いていこう。
4コマ目まで描けたらアニメさせて動きを確認するよ。 【制御/再生】を選択するとアニメが再生されて動きが確認できるよ。 【ループ再生】にチェックを入れればループするようになるよ。
3.アニメを描こう
いよいよ清書だよ。 タイムラインの下書きレイヤーの上に新規のレイヤーを作成しよう。 下書きレイヤーと同じように20フレームにキーフレームを作って4つのコマにするよ。 下書きレイヤーはいじってしまわないようにロックしておこう。
【ペンツール】【ブラシツール】などを使って描いていこう。 Animateの詳しいペイント機能はココでは割愛するよ。
4.アニメを連番のpngファイルとして書き出そう
【ファイル/書き出し/ムービーの書き出し】を選択。 下書きレイヤーは非表示にしないと一緒に書き出されてしまうから注意してね。
ファイル形式は【pngシーケンス】を選択。
範囲は【ムービーサイズ】を選択して書き出しボタンをクリックしよう。
連番のpngファイルが書き出されるよ。
このままではLINEアニメスタンプの形式になっていないから 『アニメ画像に変換する君』(近日公開予定)というツールを使うよ。 先行して使いたい人は池田 泰延 (@clockmaker) | TwitterさんにDMかリプライでお願いしてみるといいよ。
5.APNGファイルを書き出そう
『アニメ画像に変換する君』をDLして起動するとこんな画面が表示されるよ。
Animateで書き出した連番のpngファイルを読み込み、 設定はfps20,ループ回数4でアニメ画像を保存するをクリックして書き出そう。 書き出されたAPNGの見た目はpngと同じだよ。
FireFoxブラウザ(今のところこれ以外は再生できないよ)でAPNGを再生させるとアニメするよ。
LINEのシミュレーターでも動くよ。
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