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三角関係 (1)
「お市さんは、好きな人はいないの?」
「どうだろうな・・・。」
「好きな人? そんな方居りません。」
「本当に?」
「はい。」
(いないのか~)
(それじゃあ、お市さんのことが好きな人はいるのかなあ)
と、そこに影が。
「あの~」
「うわ!! あんた誰?」
猿っぽい男の人だ。
「花園 おとめです。」
「あ~、おとめちゃんね。あんたは有名だよ。」
「え!? そうなんですか! それはそうと、置いておいて何を見ていたんですか?」
「何も見ちゃいないよ。」
「嘘ですね。 まさか、お市さんを・・・」
「いやいやいやいやいやいやいやいや__________」
顔が赤い。
(当たりだな。)
「お名前教えてもらっていいですか?」
「羽柴秀吉だ。」
(なるほど。 お市さんはこの人のこと知ってるのかな・・・)
(!? あれって・・・)
「恒興はどう思ったのじゃ?」
「それは、懐かしいと思いましたよ。」
(恒興さんとお市さん!!)
かなり、親しい感じ!!
(いや、良い感じすぎる! そういえば、猿っぽい人って有名なのかな?)
おとめは本を開いた。
豊臣秀吉
または羽柴 秀吉は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将、大名、天下人、
関白、太政大臣、太閤。
誕生 1537年3月17日(天文6年2月6日)
生誕地 尾張国
名 木下藤吉郎 羽柴秀吉 藤原秀吉 豊臣秀吉など
1554年頃 (18歳)
様々な職を転々としたあと、尾張国の織田信長に仕える。
頭角をあらわし、組頭、足軽大将と次々に出世。
1561年 (25歳)
ねね(北政所・高台院)と結婚。
●美濃攻略
1566年 (30歳)
墨俣城を短期間で築城し、美濃攻めの足がかりを作る。
1567年 (31歳)
美濃国の斎藤龍興攻め(稲葉山城攻め)で活躍。
美濃国の竹中半兵衛を軍師に迎える。
●信長の死
1582年 (46歳)
備中高松城の水攻めの最中、本能寺の変を知り、主君信長の仇、明智光秀を討つことを決意。
敵に信長死すの情報を得られる前に毛利方と和睦交渉を成功させ、京都へ向かう。(中国大返し)
摂津国と山城国の国境の山崎の戦で明智光秀を敗走させる。
(ふーん。)
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