今週のお題「雨の日グッズ」
土のうなんて初めて作りましたよ
僕の働いている会社が舗装工事をしまして。通路がガタガタだったのを綺麗に舗装したのは良かったんですが・・・とある建物に雨水が流れこむことに。勾配がほんの少しかわってしまっただけでひどいありさま。
今は雨が降っても次の日は晴れたりするのですぐ乾くのですが、梅雨本番で数日雨が降り続こうものなら建物の中が床下浸水しそうな勢い。雨水の流入経路をグルっと回って確認すると、一箇所から入るのを防ぐとかなり抑えられそうな感じが。
雨水が入らないようにするにはどうしたらいいかを考えました。
- 板を立てかける→隙間から水が入る
- セメントで塞ぐ→すぐに割れる(実体験済み)
- なにか詰め物をする→何を?
雨水が入りそうなところに何かを詰めたら良いんじゃないかと考えたらアレを思い出しました。
土のう。
滋賀県というのは真ん中に琵琶湖という水がめを抱えていることもあり治水度が高いんです(信長の野望かとw)生まれてこのかた東京で育っている時期も含めて床上浸水も床下浸水もしたことがないんです。ありがたいことに。
でも、ここ数年大雨ならぬ「ゲリラ豪雨」ってあるじゃないですか。短時間にびっくりするくらい雨がふるやつ。気象庁の予報用語として「ゲリラ豪雨」というのは無いらしいんですが、積乱雲の突然の発達で局地的に豪雨が降ること」を指すらしいですね。
ゲリラ豪雨って通常では排水できる量を超える降水になることがあるので床上浸水や床下浸水になることも多いんですよね。川も一気に増水するので危ない!
台風の時やゲリラ豪雨の時は絶対河川や田んぼ、用水路に近づいちゃダメですからね!水の流れる力っていうのはめちゃくちゃ強いんです。たった水深50センチの川でも濁流になれば簡単に足をすくわれるらしいので、油断は禁物。
うちはマンション住まいなので浸水の恐れはないのですが、今回の工場の建物の事で土のうというものの作り方を実際に作って覚えておこうと思いまして。
土のうの作り方
参考にしたのは神戸新聞社さんのこの動画です。
隙間なく詰めていくこと、袋に満タンは入れないこと、積み上げる前に砂を載せてずれないようにすることなどは知らなかったです。会社ならまわりが田んぼや畑なので土のうに入れる土が簡単に手に入りますけど、土がない一軒家などは砂や土を買って置いておかなきゃダメなんでしょうね。
ところで隙間なく詰めるということはトップに貼ったこの画像、全然あかんやん・・・
無料素材で見つけた画像なんですが、隙間だらけですし雨が降ったらたぶんあかんやつですね。もしかすると台風対策でシャッターが飛ばないようにするための土のうかもしれません。
土のう袋は日曜大工センターなどで普通に売ってます。「コメリ」とか農業資材のお店でももちろん。どうしても見つからない人はAmazonでポチってもいいですよ(^_-)
会社の建物の場合は土のうを置く場所がどうしても確保できなかったので、大きめのビニール袋に砂を入れたものを水が入りこみそうな部分の隙間に詰めました。ただの雨水だけの想定なので高さは5センチもいらないと思ったので。それでもダメそうなら本物の土のうを作って前に並べないといけないんですが、それをやると建物の出入りが面倒になりますし^^勾配を戻すことを考えないとダメですね。
土のうは袋の中に土や砂を詰めますが、そのかわりに「水」を詰める水嚢(すいのう)というのもできるそうです。これはNAVERまとめに残念ながらよくまとめられていたのでそちらをぜひ(NAVERまとめに負けるのが悔しい)
梅雨の時期はもちろん、ゲリラ豪雨や台風など大雨はいつ降るかわかりませんので、大きめのビニール袋や土のう袋などは買っておいても損はしないですね。野菜を入れて保存したり違うことにも使えますから。防災袋に入れておくといざというときに便利だと思います。
おそらくあれでバッチリだと思うんですが、次に雨が降った時に効果を確かめてみます。(すいません企業情報満載の部分なので写真は撮れないんですw)