先日、金沢の白鳥路で蛍を見てきた。
白鳥路とは金沢城のお堀の近くにあるちょっとした道なんだけど、毎年数日間だけライトダウンしてくれるんだ。つまり、街灯を削ってわけ。
そこには小川があって毎年この時期になると蛍の光を楽しませてくれる。
僕は蛍のカッコいい写真を撮りたくて三脚と一眼レフを持参。蛍が乱舞まではいかないけど、光の線になった蛍を撮れるかもしれない。
そう思いながら行ったんだけど、いやー 蛍がチョロチョロ〜っとしかいないんだ^_^;
一昨年きた時はもう少し多かったのに。
ボランティアの方によると今年は少ないそうな。蛍も少子化なのかな・・・まさかね。
案の定、写真には何も撮れていなかった。
人が多く、なかなかシャッターチャンスが無かったからであって、決して僕の腕が悪かったわけではないと信じたい。
嫁くんはホタルが好きだ。
どうも小さい頃にたくさんのホタルを毎年見ていたらしい。話を聞くと、僕の実家のけっこう近くまで見に来てて驚いた。
小学生の頃にそんなニアピンしてたなんてね。つまり・・・これはあれだ、運命!
つまり、デストローイ!
せっかくなら、もういない君の親に会ってみたかったよ。
僕はというと、一度だけ近所の田んぼ道に蛍を探しに行ったことがある。
夜の7時頃、家族みんなで探しに行った。ホタルなんて見たことなかったんだけど、奇跡的に1匹だけ発見できた。
あれから大人になるまでホタルを見たことなかったけど、あの時の記憶はまだ鮮明に覚えている。
初めてホタルを見た喜び。
家族と歩いた思い出。
か細い光は今も目に焼き付いてる。
きっと嫁くんにもそんな良き思い出があるのだろう。ホタルを見ると本当に幸せそうに喜ぶ。
できればもっとたくさんのホタルを見させてあげたい。
友人に教えてもらい、山奥へと車を走らせるとそこには本当に自然の蛍がいた。
やはり写ってないのは僕の腕が悪いわけではなく、撮れるほどの数がいなかったからである。。。
撮影は諦め、嫁と一緒に蛍の光を楽しむ。
嫁は昔見たホタルを思い出してくれてるだろうか。
僕の子供たちはもう少し大きくなったら覚えててくれるだろうか。
大人になってから、こんな経験を楽しかったと懐かしがってくれると嬉しい。僕は死んでも子供たちの記憶の中で生き続けれる。
来年も、再来年もまた家族でこような。
僕があの時発見できたホタルの光。
みなさんにとって、このブログもそうなりたい。
ピカッ ピカッ
隊長を見つけたあなた。ピカッ ピカッ
あなたの元へ隊長が飛んでゆく。
あなたの記憶に隊長が入り込む。
ブーンブーン
ふふふふ。
ふへへへへ。
たい焼き親子を今後ともよろしく。
なんだろね、この記事は。。。