JR東日本の運転士が乗務中にスマホ 処分検討

JR東日本の運転士が乗務中にスマホ 処分検討
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JR東日本の千葉県内の路線を担当する50代の男性運転士が、先月から今月にかけて5回にわたり、列車に乗務中に私物のスマートフォンを使用したとして、会社側が処分を検討していることが分かりました。
JR東日本千葉支社によりますと、先月31日「運転士が勤務中にスマートフォンを使っている」という連絡が外部から寄せられたということです。
JR東日本が調べたところ、千葉県内を走る内房線と外房線を担当する50代の男性運転士が、先月から今月にかけて5回にわたり、列車に乗務中に私物のスマートフォンで知人とメールをやり取りしたことなどを認めたということです。運転士は「いずれも駅に停車中で、運転中には使っていない」と説明しているということです。
JR東日本では、運転士は乗務中、私物のスマートフォンの電源を切り、かばんの中にしまうよう社内規程で定めていて、運転士の処分を検討しているということです。
JR東日本千葉支社は「お客様に不信感や不安を与えてしまい、深くおわびします。すべての乗務員に改めて教育を行い、指導を徹底していく」とコメントしています。