「オリンピック」による「言葉狩り」 !?
物語を物語る
北京オリンピックで、北島康介選手が金メダルを取って、ニュース番組やワイドショーが大騒ぎですが、ここで気になった話を一つ。
北島選手の実家はコロッケ・とんかつ屋さんですが、実家であっても北島選手のポスターは貼れないという話を聞きました。以前は貼ってあったらしいのですが、オリンピックの時期は貼ることができないというのだ。ただ「オリンピック出場おめでとう」ぐらいのものはあるらしいが…。
これはどうやら、オリンピックの協賛企業やスポンサー企業以外は、一切こういったものを使用することができないということだ。たとえ自分の実家であっても、商売に関連させて「ポスター」を貼ってはいけない、ということらしい。
JOCのマーク等の使用については(HPより抜粋)「JOCのマークおよびJOCが管理をしている選手の肖像、オリンピックをはじめとする国際総合競技大会のマーク、映像及びイメージ等の使用には、JOCの許諾が必要です。特に商業活動に使用をご希望の場合には、JOCの実施しているマーケティング活動にご参加いただく必要があります。」とある。
簡単にいえば、「使いたければ、カネ払え」ということ。(それはトンデモなく巨額であるが)
そういえば、テレビ番組「笑っていいとも」で「タモリンピック」というコーナーがあったが、JOCのお達しがあって、いまは「いいとも選手権」というコーナー名に変更された、という話をむかし聞いたことがあった。
という、私の勤めている店舗にも、本部(本社)の方から「オリンピックに関する注意事項」の用紙がfaxされてきている。要は、「オリンピック」や「北京五輪」など直接的なものから、「ニッポンがんばれ」「日本選手にエールを送ろう」「金メダル」「銀メダル」「銅メダル」「表彰台」などといったオリンピックを連想させる語句などを一切使ってはいけないといった内容だった。
以前、家電販売店がオリンピックに合わせたキャンペーンを行って、便乗商法だとJOCから訴えられたということがあったらしいが、これが大きな切っ掛けとなったようだ。
勿論、スポンサー企業から集められた資金で、選手を育成したり、施設を作ったりするわけだから、こういったことはシッカリと守られるべきであろう。ただ、感じられるのは、変な「雰囲気」が世の中に流れているということだ。
協賛企業が「カネを出さない企業」に対して規制(牽制)をしようと躍起になっているのか、それとも、一般の企業が異常なまでに「自主規制」(?)をしているのか分からない。ただ、巨額なカネが絡んでいることなので、全体が「過剰反応」になっているような気がする。特に今回のオリンピックはそれが感じられ、北京以降、なお一層この雰囲気が強まりそうな気配がある。
そして、検索してみると、こんな記事が、
『2010年冬季オリンピックに向けて「friend(友達)」、「we're next (次は私達の番)」「Sea to Sky(海から空まで)」といった日常用語から「driven by nature(大自然に駆り立てられて)」、「driven by dreams(夢に動かされて)」などのキャッチフレーズに至るまで数百もの日常用語やキャッチフレーズが続々と商標登録されている。また、一部の懸念をよそに、連邦政府はオリンピック実行委員会による商標保護を強化するため新法規設定に取り掛かっている。法案C-47号では、「2010年」を意味する幾つかの表記の他「バンクーバー」、「金」、「冬季」なども加えられる予定だ。』
http://www.mapletown.ca/news/news_detail.php?news_id=113359という。
なんかこうなってくると異常だ。どんどん酷くなっていく傾向にある。
昔は、政府や権力者によって言論統制が行われ、使ってはいけない「言葉」や「語句」があったが、現代は大企業(オリンピックのスポンサーになれるような企業)が、「言葉」をカネで買って使えないようにする時代となったのだ。これは、大企業による「言葉狩り」だ。
そのうち、「すっきり」「さわやか」「うまい」なんて言葉を買って他の企業に使わせない清涼飲料メーカーや、「安全」「早い」「地球にやさしい」なんて言葉を独占しょうとする自動車メーカーが現れるかもしれません。
追記 最後は妄想のようになってしました。
北島選手の実家はコロッケ・とんかつ屋さんですが、実家であっても北島選手のポスターは貼れないという話を聞きました。以前は貼ってあったらしいのですが、オリンピックの時期は貼ることができないというのだ。ただ「オリンピック出場おめでとう」ぐらいのものはあるらしいが…。
これはどうやら、オリンピックの協賛企業やスポンサー企業以外は、一切こういったものを使用することができないということだ。たとえ自分の実家であっても、商売に関連させて「ポスター」を貼ってはいけない、ということらしい。
JOCのマーク等の使用については(HPより抜粋)「JOCのマークおよびJOCが管理をしている選手の肖像、オリンピックをはじめとする国際総合競技大会のマーク、映像及びイメージ等の使用には、JOCの許諾が必要です。特に商業活動に使用をご希望の場合には、JOCの実施しているマーケティング活動にご参加いただく必要があります。」とある。
簡単にいえば、「使いたければ、カネ払え」ということ。(それはトンデモなく巨額であるが)
そういえば、テレビ番組「笑っていいとも」で「タモリンピック」というコーナーがあったが、JOCのお達しがあって、いまは「いいとも選手権」というコーナー名に変更された、という話をむかし聞いたことがあった。
という、私の勤めている店舗にも、本部(本社)の方から「オリンピックに関する注意事項」の用紙がfaxされてきている。要は、「オリンピック」や「北京五輪」など直接的なものから、「ニッポンがんばれ」「日本選手にエールを送ろう」「金メダル」「銀メダル」「銅メダル」「表彰台」などといったオリンピックを連想させる語句などを一切使ってはいけないといった内容だった。
以前、家電販売店がオリンピックに合わせたキャンペーンを行って、便乗商法だとJOCから訴えられたということがあったらしいが、これが大きな切っ掛けとなったようだ。
勿論、スポンサー企業から集められた資金で、選手を育成したり、施設を作ったりするわけだから、こういったことはシッカリと守られるべきであろう。ただ、感じられるのは、変な「雰囲気」が世の中に流れているということだ。
協賛企業が「カネを出さない企業」に対して規制(牽制)をしようと躍起になっているのか、それとも、一般の企業が異常なまでに「自主規制」(?)をしているのか分からない。ただ、巨額なカネが絡んでいることなので、全体が「過剰反応」になっているような気がする。特に今回のオリンピックはそれが感じられ、北京以降、なお一層この雰囲気が強まりそうな気配がある。
そして、検索してみると、こんな記事が、
『2010年冬季オリンピックに向けて「friend(友達)」、「we're next (次は私達の番)」「Sea to Sky(海から空まで)」といった日常用語から「driven by nature(大自然に駆り立てられて)」、「driven by dreams(夢に動かされて)」などのキャッチフレーズに至るまで数百もの日常用語やキャッチフレーズが続々と商標登録されている。また、一部の懸念をよそに、連邦政府はオリンピック実行委員会による商標保護を強化するため新法規設定に取り掛かっている。法案C-47号では、「2010年」を意味する幾つかの表記の他「バンクーバー」、「金」、「冬季」なども加えられる予定だ。』
http://www.mapletown.ca/news/news_detail.php?news_id=113359という。
なんかこうなってくると異常だ。どんどん酷くなっていく傾向にある。
昔は、政府や権力者によって言論統制が行われ、使ってはいけない「言葉」や「語句」があったが、現代は大企業(オリンピックのスポンサーになれるような企業)が、「言葉」をカネで買って使えないようにする時代となったのだ。これは、大企業による「言葉狩り」だ。
そのうち、「すっきり」「さわやか」「うまい」なんて言葉を買って他の企業に使わせない清涼飲料メーカーや、「安全」「早い」「地球にやさしい」なんて言葉を独占しょうとする自動車メーカーが現れるかもしれません。
追記 最後は妄想のようになってしました。
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