松本龍三郎、山下弘展
2016年6月16日17時55分
「私のバットで大記録を達成してもらい、お祝いとともに感謝します」。岐阜県養老町のスポーツ用品製造会社「ミズノテクニクス」で、イチロー選手のバットを作る名和(なわ)民夫さん(49)は快挙を喜んだ。
名和さんがイチロー選手のバットを手がけ始めたのは2008年。その年の1月、本人から「相当の覚悟を持って仕事に当たって下さい」と言われたことを鮮明に覚えている。
日本で1年目のシーズンを終えた1992年秋以降、イチロー選手のバットは同社の久保田五十一(いそかず)さん(73)が作り続けた。「ヒット・キング」とされるピート・ローズさん、ロッテや中日などで活躍した落合博満さんを始め、日米の名選手に信頼された名工だ。
残り:417文字/全文:723文字
トップニュース
新着ニュース
注目の動画
おすすめ
おすすめコンテンツ
義足アスリート界に突如現れた新星
乙武洋匡さん「パラリンピックを無くしたい」。その意図は。
2歳で全盲。3度目のパラリンピックで頂点へ
車いすバスケからフェンシングへ。38歳が再出発。
日本が世界に誇る車いすテニス選手の素顔に迫る。
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
PR比べてお得!