matono - 旅行,趣味 11:00 PM
初めての場所を旅行するなら知っておきたい、旅を楽しむ10のコツ
長期休暇で旅行に行く計画を慎重に立てるには、しっかり計画を立ててから行くべきですが、今回は、思い立ったが吉日で、直前に決めた旅行でも、できるだけ優雅に過ごすコツをご紹介しましょう。
1. 直前に決めた旅行を安上がりにする
直前になって決めた旅行でも、しっかりと充実させるためにできることはあります。航空券やホテルを取って街を脱け出すにしても、車に飛び乗って近場をドライブするにしても、自分のやりたいことを少し考えてみましょう。お金をかけたくないなら、オフシーズンの地元のホテルに泊まり、近くの公園や美術館に行ったりして、地元を旅行者気分で楽しむのもアリです。地味な旅行ですが、気分転換になります。
2. 突然旅行に出たくなった時の行き先選び
旅行に行く時に最初にやることは、間違いなく行き先を決めることです。ここで予算と日数の出番ですが、あまり予算はないかもしれません。近場で済ませるなら簡単ですが、行ったことのない場所や、常日頃やってみたいと思いつつやったことがないことをやりましょう。
車で旅行に行くなら、米Lifehackerイチオシのサービス「Roadtrippers」をチェックしてみてください。A地点からB地点にへの行き帰りで、見るべきものがすべてわかります。「Alongways」も同じようなサービスですが、携帯にたくさんの情報を送ってくれるので、移動中も見ることができます。
飛行機で移動する場合は、行き先にも予算にも限界があります。休暇の日数で確実に戻って来られるところを選びましょう。空港のセキュリティチェックを早く通り過ぎる方法や、空港での待ち時間を楽しむ方法など、米LHの過去記事も参考にしてください。
3. 旅費を安く上げる
行き先を決めたら、そこに行かなければなりませんが、旅先で十分楽しめるだけの予算を残しておきたいところです。難しいと思うかもしれませんが、そうでもありません。飛行機で行く場合は「Hipmunk」や「Google Flights」で格安航空券を探すことができます。出発前ギリギリに航空券を探すなら「FlightTonight」、さらに予算を節約したいなら「SkipLagged」などのサービスもあります。
ドライブ旅で節約するのは少し難しいです。レンタカーを使うなら「AutoSlash」で予約すると節約できます。空港のレンタカーカウンターを使うようなことはせず、できるだけ近所のレンタカー屋を使いましょう。レンタカーの保険や保証をどこまで付けるかは、米LHのこちらの過去記事を参考にしてください。また大きなレンタカー会社ではなく、最近のカーシェアリングサービスも検討してみましょう。
最後に、バスや電車も侮れません。お金がかからず、飛行機や車の運転よりも楽なことが多いのに、過小評価されています。「Wanderu」や「BusBud」などのサイトを使えば、バスや電車のチケットも安く買うことができます。
4. 快適で安い宿泊先を探す
金曜の午後に旅行に行くことにして、行き先も移動手段も決めたとします。次はどこに泊まるかを決めなければなりません。米LHで何度か紹介されている「HotelTonight」のようなサイトを使えば、予約したい日の最安値を、旅の直前まで見ることができます。誰かの家に泊まるのが気にならなければ「Airbnb」で宿泊先を探すのがいいでしょう。
「All the Rooms」のようなサービスを使えば、出発直前でもホテルとAirbnbsの価格を比較することができます。どれもギリギリに旅行に行くことを決めた人に便利なサービスなので、予算に合った快適な宿泊先を何ヶ月も前から探す必要はありません。近場に日帰り旅行をして、自宅に帰ってくるのもいいですが、気分転換するなら違う場所に泊まるのもいいと思いますよ。
5. 出発前に知っておくべきこと
旅先についた時にやりたいことがあるのは理想的ですが、飛行機やバスや電車に乗った時点でやりたいことリストが必要なわけではありません。ただ、出発前にこれから行く場所に何があるのか少し調べておいた方がいいです。
Googleマップやストリートビューを見れば、旅先の通りやランドマークの様子がわかり、移動も楽になります。ストリートビューでは旅行のルートを動画で見ることもできたり、ホテルから特定の場所までの行き方がわかりやすいです。
行き先の地元のスポットやレストラン、リラックスできそうな場所を探すなら、「Yelp」やGoogleで地元の人が勧める食べるべき、行くべき場所を調べられます。旅行前でも、旅先について調べればそれだけ、充実した時間を過ごすことができます。
旅先について十分に調べる時間がなかったところで、行き当たりばったりも半分は旅の楽しみだったりします。飛行機を降りたらすごいものを目にしたり、素敵なバーに巡りあって楽しく飲んだりできるかもしれないなんて、数時間前に会社にいる時はわからなかったはずです。
6. 現地の面白そうなことを見つける
どんなに小さなコミュニティにも大抵おもしろいものがあります。旅先で地元の美術館を見て回ったり、公園を探索したり、有名な観光地や街であれば、人気の場所にいくつか行けるでしょう。小さな街に行く場合や、イベントをやっている場所がなさそうな時も、地元の大学や学校に行けば、無料のイベントや試合やお祭りのようなものをやっていることがあります。
現地に着いたら、Facebookで近くのイベントを探すこともできます。Yelpをチェックするのもお忘れなく、Yelpのウィークリー・ニューズレターは、地元の人向けに書かれていますが、地元民でなくても購読できるので、旅先の場所を選んで読めば、地元のイベントやお祭情報が載っています。
また、地元の人のブログもチェックしましょう。地元のイベントに参加した時のことや、そこでどれくらいお金や時間がかかったかなど、知りたいことが詳しく書いてあります。その投稿への地元の人のコメントを読めば、旅行中の貴重な時間を使って参加した方がいいイベントかどうかわかるでしょう。
7. 地元民のようにくつろぐ
宿泊先を確保し、現地に無事に着いたら、今度は現地の人と同じような格好をして、地元民がよく行く場所やレストランを探しましょう。宿泊場所を出て、近所をうろついて、贅沢な朝ご飯を食べるのもお忘れなく。それで全体的にかなり良い旅になります。
ここからが旅行の醍醐味です。数時間前までは会社にいて、リラックするしているのが信じられなくても、長めの週末を利用して旅行にきているので、月曜にはまた仕事に戻らなければならなくても、仕事のことなんて忘れて、すべてを忘れて、ストレス無しでいきましょう。まず最初に自分がリラックスできることをします。そうすれば、エネルギーを充電できて、後でもっと活動的になれます。
8. 旅先では予定を入れ過ぎない
いよいよ旅に出るとなると、興奮でアドレナリンが出てくると思います。旅先でゆっくりとリラックスして(もしくは楽しんで)日々の仕事から解放されるよう、できる限りのことをしましょう。バケーションはリラックスするものなので、あまり予定は詰め込み過ぎないように。
やりたいことはできるだけ全部やりたいと思うかもしれませんが、いくつか選んで、優先順位をつけてスケジュールに入れます。「TripIt」のような旅のプランニングアプリを使うのもいいです。旅行が1週間でも、10日間でも、旅行中まで忙しくしたくはないでしょう。とにかくバケーションですから、旅行の計画を立てるのはいいですが、仕事のような気分にならないようにしてください。
9. 無事に家に帰る
帰りの準備をして家路につく時は、家に帰り着くまでに必要なものがすべて揃っているか、予約やチケットなどを再確認します。旅費を節約するのに、片道の航空券にしたり、電車にしていた場合は、家に帰るためのチケットをすぐに取らなければなりません。
旅行は楽しいです。このまま夢のような旅先に留まっていたいという気持ちが芽生えるかもしれませんが、もちろんそうはいきません。直前に格安で旅行に行くことを決めて手配した時は、エラーやキャンセルなど、トラブルが発生することがよくあるので、旅先を出る前にすべてをきちんと確認してから、家に帰りましょう。
10. 次回の旅の準備をする
無事家に帰り着いたら、荷解きをして、日常生活に戻る準備をします。そのままランニングに出かけてもいいですが、あまりストレスや疲れが溜まるようなことをしないように。
また、会社に出勤した途端に、旅が恋しくてブルーになるかもしれません。その気持ちはなかなか抑えられませんが、素晴らしい旅行から帰った直後が、次の旅行の計画を立てる時だというのを思い出してください。
直前に旅の準備をする時のアドレナリンが堪らないという人も、次回もまたギリギリになってすべてを準備するのはできればやめた方がいいです。ゆっくりと時間をかけて、次回の夢の旅の準備をしましょう。そうすれば、旅と同じくらい、その準備も楽しむことができます。
Alan Henry(原文/訳:的野裕子)
Illustration by Fruzsina Kuhari. Photos by Harsha K R, theilr, Kim, John Gosier, flyingpurplemonkeys, dumbonyc, Petr Dosek, Moyan Brenn, Neil Rickards.