慰安婦被害女性、国連特別報告者と面談「補償よりも公式謝罪を望む」

慰安婦被害女性、国連特別報告者と面談「補償よりも公式謝罪を望む」

2016年06月16日11時16分
[ⓒ 中央日報日本語版]
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  旧日本軍の慰安婦被害女性である金福童(キム・ボクドン)さん(90)が、スイスのジュネーブで国連の女性に対する暴力の特別報告者に会って日本政府の謝罪を促し、国連の協力を要請していたことが分かった。

  15日、韓国の聯合ニュースはキムさんがドゥブラヴカ・シモノビッチ特別報告者に「私たちが望んでいるのは補償よりも日本政府の公式謝罪なのに、日本は民間がやった事であり政府とは関係がないと主張している」と話したと報道した。

  報道によればキムさんは「韓国政府は財団を作るとして日本にお金を出せというが、日本政府の謝罪までは金を受け取りたくもない」として「被害者たちとの同意もなしに(慰安婦問題が)妥結したと言ったのも認めることはできない」と明らかにした。

  これに対してシモノビッチ特別報告者は「ここまで来て被害経験を直接話したことは非常に勇気ある行動」としながら「慰安婦問題など女性暴力被害の事例を録音して総会の時に聞かせたい」と伝えた。またシモノビッチ氏は「韓日両政府の合意は人権機構の勧告事項が考慮されなかった可能性がある」としながら「被害者中心のアプローチが重要だが(国連が)被害者を支持して協力できるよう努力する」とつけ加えた。

  
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