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zoom RSS 皇室批判に学ぶネット・リテラシー(3)

<<   作成日時 : 2015/12/09 11:29   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 46 / トラックバック 2 / コメント 6

ネットのごく一部で拡散されている皇室批判の内容を見ながら、ネット・リテラシーについて考えるシリーズ。
前回の記事はこちらです。


   → 皇室批判に学ぶネット・リテラシー(1)
   → 皇室批判に学ぶネット・リテラシー(2)


1回目は週刊誌の記事がいかに信用ならないものなのかというテーマで、2回目は2ちゃんねるという匿名の掲示板を根拠にすることがどれほど愚かで非常識なことか、ということを具体的な事例をもとに検証しました。

今回は、他者の文章を切り貼り、曲解、または捏造して叩くやり方について、皇室批判の2つの事例を挙げて検証したいと思います。


まずは2012年の東日本大震災追悼式典において、皇后陛下が和装の喪服をお召しになって参列されたことに対する批判について。

おおよそ一般の人は皇室のプロトコールについて無知であるために、この年の式典で皇后陛下が和装だったことに違和感を抱く人は少数だったと思います。パッと見て「皇后陛下が和装で!」と驚いたのは、皇室についてよほど関心のある方か、あるいは専門家くらいでしょう。

皇后陛下が和服で参列されたことについて、明治以降のプロトコールでは洋装なのに「伝統を破る」なんてけしからん!というのが、批判派の言い分です。

私自身は、皇后陛下の心の内を想えば和装になんら異論はありませんが、ここでは和装の是非についてではなく、「和装はけしからん」と叩く一部ブロガーのやり方について書いていきます。


皇后陛下の和装を批判する一部ブロガーがよく引用しているのが、下記の古典演劇評論家である村上湛氏が2012年3月12日に自身のサイトに寄稿した「皇后陛下の喪服」というタイトルの記事です。



2012/3/12 皇后陛下の喪服

昨日の東日本大震災1周年追悼式。
参列された皇后陛下の装いを見て、極端に言えば、私は腰が抜けるほど驚いた。

「黒無地五ツ紋の喪服」を召して国家公式の場に出られた皇后は、過去に一人もない。
これは、服飾史上ひとつの大きな「事件」である。

明治以降、伝統的な特定行事を除き、対外的な皇室の正装は洋装に定まっている。

また、着用する和装にしても平安朝の古式に準ずるから、振袖や留袖の如き一般社会の「着物」は顧みられない。事実、明治の昭憲皇太后が皇后時代いわゆる「着物」を着用した事例は、公私ともにひとつも確認できない。
もっとも、香淳皇后は個人的に「着物」が好きだったらしく私的には折々着用し、丸髷の鬘をかぶった写真まで残されている。また、日本女性の和装は外国人の注目を浴びるところから、昭和戦後には女性皇族が普通の「着物」(多くは訪問着)でレセプションや園遊会など公式行事に臨むことが増えてきた。

だが、一般的には洋装、晴れの儀であればローブ・デ・コルテあるいはローブ・モンタントである原則は動かない(戦前まではローブ・デ・コルテの上に女子大礼服「マント・ド・クール」があったが、1943年を最後に廃されてそのままになったのは惜しい。)

いずれにせよ、庶民の喪服が宮中で着用されることは皆無なのだ。

ただし稀少な例外として1999年6月20日・正田英三郎氏通夜の折、皇后陛下は今回と同じ五ツ紋の和装喪服で参列された。これは、実家の私的行事だったためだろう(翌日の密葬では洋装だった)。

ちなみに1989年2月24日・昭和天皇大喪の礼、2000年7月25日・香淳皇后斂葬の儀、ともに皇后陛下は皇族として洋装喪服の最高礼装で参列されているのは当然である。

国家公式行事に皇后陛下自ら和装喪服で参列された今回の例がいかに特殊であるか、以上でお分かり頂けよう。

これは、香淳皇后、秩父宮妃、高松宮妃など保守的な女性皇族が健在であれば実行できなかったかもしれない。先日もこの項に書いた「和服のプロトコール」自体が揺らぎかけている現在でも、「皇后の和装喪服着用」に異を唱える人はいるだろう。

皇后陛下はこうしたすべてを考慮、「それでも」と、たってのお気持ちで着用を決めたに相違ない。
これには副次的理由も考えられる。というのは、皇后陛下は膝を痛めておられ、恐らく常時サポーターを装着しておられるはずで、これを隠すには足首まで隠れる和装が好都合、ということもあろう。

だが、天皇陛下のご体調も勘案してさほど長時間に亙らない今回の場合、その理由が最優先ということは考えにくいし、事実、8月15日の終戦記念日には決まって洋装の軽喪服で臨んでおられる。
やはり、和装そのものに意味がある、と考えなくてはなるまい。
以上、これは天皇陛下の理解のもとに取られた処置でもあるはずだ。
(成人後は「着物」を一切召されなかった昭和天皇に対し、今上陛下は皇太子時代からプライヴェートでは折々好んで着ておられる。)

皇后陛下の和装喪服姿を見た人の多くは、「親戚の上品なおばさんが焼香に来てくれた」ような親密さを感じたのではないだろうか。洋装の喪服だと、ドレッシーになればなおさら、「外部の人が来た」感じが漂うのと違い、和装の喪服には親族感覚がきわめて強い。
そういえば、モーニングに黒ネクタイを絞めた天皇陛下と並ぶと、まるで喪主夫婦のような印象である。

そう。皇后陛下がいつものように洋装で臨席されていれば、庶民から見ればそれはどこか「お客さま」なのだが、和装で臨席された今回はあたかも「身内」なのである。「喪主夫婦」と見たのは僻目ではなく、おそらく、両陛下ともそのお心で今回の追悼式に臨まれたのではないだろうか。

災後1週間も経たない昨年3月16日に発せられたヴィデオ・レターや、重大手術後まだ日も浅いこの日に枉げて出席を望んだ強い意思など、今次の震災に寄せる天皇陛下の憂慮と爾後の行動力には目を見張るものがある。
皇后陛下にしても、まったく同じことだ。

江戸時代の武家・庶民の服装に端を発する「黒無地五ツ紋の喪服」は、宮中の論理からすれば「皇后が着用してはならない衣服」だ。
もしこれを公的に着用すれば、皇后は庶民と同一地平に降り立つことになる。
この問題を軽々と乗り越え、自身の意志で敢えて公的に着用した皇后陛下の意図には、「災厄を国民とともにわがものとする」強い意志が籠められているはずである。
そしてこれは、実父の通夜の席で「黒無地五ツ紋の喪服」を密かに召された「庶民出身の美智子皇后」にしかできない。
天皇陛下もこれを積極的に支持された、ということになる。

以上の理由から私は、皇后陛下の和装喪服の公式着用を、「原理的な秩序・原則よりも大切な『心』を重んじようとする叡智と愛の顕われ」、と読み解く。

繰り返すが、色々な意味でこれは大きな、そして感動的な「事件」なのだ。

http://www.murakamitatau.com/blog/2012/03/2012312.html



村上氏の文章を最後まで読んでいただければ理解できると思いますが、村上氏は「大きく感動的な事件」であるとし、皇后陛下の和装を褒めていらっしゃるのです。

しかし皇后陛下を批判する人たちは、村上氏の意図をくみ取らずに前半の、特に「事件」という部分を抜粋して太文字などにして引用し、自分たちの結論を補強するためだけに、元の文章より与える印象からは程遠い代物に仕立て上げています。

最後まで引用すれば、批判する側にとっては不都合であることは重々承知で書いている。
これも「印象操作」ですね。

ブロガーの中にはコメント欄で「褒めている記事だ」と指摘されると、「それは知っている。わかっていて最初の部分だけ引用した。読者の判断に任せるつもりで紹介した」と書いている方もおり、その言い訳にびっくりしてしまいますw

「読者の判断に任せる」のであれば、全文引用するか、または、これは皇后陛下を褒めている記事であるという一文を、コメント欄ではなく、最初からブログ本文に入れるべきなんですね。しかしなぜかそういう文章は見当たりませんでした。

また、「繰り返すが、色々な意味でこれは大きな、そして感動的な「事件」なのだ。」という言葉で文章を締めくくっている村上氏が、どういうお気持ちでこのコラムを書いたのかを考えると、皇后陛下を批判する目的で村上氏の文章を引用するなど、普通の良識ある人には思いもよらない行動です。

皇室を批判できれば何でも構わないという方々の良識の欠落を端的に表している事例でもあります。



同じような事例をもうひとつ。


ネット上には、

「天皇陛下と皇后陛下が病気療養中の昭和天皇を差し置いて森村桂夫妻が経営するティールーム 「アリスの丘」 へお忍びで来店し、皇后陛下がピアノ演奏し、森村桂氏が踊り、予定時間を大幅に過ぎるほど楽しんだ。しかも皇后陛下は高い声で笑う」

という批判があります。


これは写真家でありノンフィクション作家の神立尚紀氏が2012年に書かれたブログ記事を曲解したものですね。

神立氏のブログは無断転載を禁止していますが、恐らくその「無断転載禁止」も批判する側にとっては好都合だったのでしょうw なぜなら全文を読めば、その行間から神立氏が昭和天皇、そして今上天皇、皇后陛下に敬意を抱いていることがよく伝わってくるからです。


神立氏の元記事は2012年9月2日にUPされた『24年前の9月。「殿下に嘘をつき奉る」』という記事です。

この記事は、天皇陛下と皇后陛下が森村氏のティールームでリラックスされている貴重な、今上陛下が皇太子殿下としての最後のお忍びの様子を神立氏の視点で書かれた、とても良い記事でした。

「最後のお忍びの様子」というのは、その9日後に昭和天皇が御不例になられたからです。

ネット上で批判を繰り広げる人たちは、その件に関しても糾弾しています。
「昭和天皇が御倒れになるわずか9日前まで遊んでいたとは!」と言う具合です。
御不例になられた昭和63年9月19日の「後」ではありませんが、「前」もお忍びはいけないそうですw


宮内庁HPより


昭和天皇・香淳皇后

昭和天皇は,昭和62年9月,宮内庁病院にご入院,腸の通過障害をなくすための手術をお受けになりました。ご退院後は,ご公務の一部がおできになるまでにご快復になりましたが,翌63年9月,再びご体調に異常をきたされ,ひたすらご療養にお努めになりましたが,十二指腸乳頭周囲腫瘍により昭和64年1月7日午前6時33分,吹上御所において崩御(御歳87)されました。昭和天皇と追号されました。

http://www.kunaicho.go.jp/about/history/history11.html




また、お忍びのメンバーには「社会党の人間がいた」ということも批判していますが、神立氏のブログでは、「社会党でも天皇陛下が大好きだという珍しい議員の娘さんが給仕係でいらっしゃった」というようなことを書かれていました。

「社会党の人間」ではなく、「社会党では珍しく天皇陛下(昭和天皇)が大好きな議員の娘さん」ですねw
しかも身元がはっきりしていてマナーのしっかりした若い女性のみ集められていたということも書かれていました。

これを「社会党の人間」と読者をミスリードしているのです。


皇后陛下が高い声で笑うということを、まるでガサツな人間であるかのように叩く方もいるようですが、これは神立氏の別のブログ記事によると、「楽しい時は少女のように笑われるのだなということを知った」ということを書きたかっただけであることがわかります。

「殿下に嘘をつき奉る」の記事には両陛下のことを「私心を感じさせない素晴らしい方だった」ということも書かれていましたが、批判したい方の目には、こういう一文は見えないようですねw

また、「元記事を検索して読んでみてください」と書いていても、読者がなかなか元記事を辿って読むことをしないこともよく理解している。こういう印象操作に騙される人は、「自分で考えない人、自分で調べない人」であることを分かっているのです。


ですから、まずは書かれていることが事実かどうか、必ず自分の目で見て確認しましょう♪



先ほど、「別のブログ記事」と書きましたが、神立氏がこの貴重なエピソードを記したブログ記事は2つありました。

ひとつは前述の2012年9月2日にUPされた『24年前の9月。「殿下に嘘をつき奉る」』。
もうひとつは2012年1月17日にUPされた『昭和の終わった日』というタイトルの記事です。


ネット上で神立氏のブログ記事を利用して天皇陛下、皇后陛下を貶めている方々は、恐らく記事が2つあったことなど知らないでしょう。

さらに神立氏がこの素晴らしいエピソードを綴った2つの記事をブログから削除したことも知らないと思います。

私が記事の削除に気付いたのはもう2ヶ月ほど前のことです。
しかし、神立氏の記事を利用して叩いているブロガーのひとりは、11月にも「同席のカメラマン神立尚紀氏の記述がネット内にある」と堂々と書いていますwww


叩くことができれば元記事のことなど気にしないし、どうでもいいのでしょう。


神立氏がブログ削除にいたったのは、自身がそのつもりで書いたのではない、2度もブログに取り上げるほど、神立氏にとっても特別で大切なエピソードが、このような悪意ある皇室批判に利用されていることを知ったからでしょう。

2012年の記事が今になって削除された。さらに同内容の2つだけが削除されたところをみると、それ以外の理由があるとは思えませんね。神立氏のお気持ちを考えるとほんとうにお気の毒としか言いようがありません。


改めて、叩くことが出来れば何でもいいから捏造して利用する方々の良識の欠落を残念に思います。
そしてネット上のごく一部で皇室を批判しているのはこういう人たちなのだ、と再認識できました。





(4)につづく〜



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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
ぴよ様、なんと丁寧なまとめニカ〜!
ああいう皇室叩きブロガーさんたちの誤情報の多さには辟易させられますミダねぇ。
ご自身の書いた文章が、ああいう風に切り取られ、皇室バッシングに使われたことを村上湛氏が知ったら、激おこでしょうね。

神立氏のブログ記事も該当記事と関連記事の二つが消されたってのに、バッシングブロガーさんは危機感を持つべきニダなw
(ブロガーさんたち、こっち見てるニダよね?w)

しかしまぁ、一部(多数?w)の皇室叩きブロガーさんたちは服装からごく内輪の友人づきあいまで、重箱の隅をつつくように煩い連中ですね。そういう連中が自分のブログで自演コメ書いたり、都合の悪いコメを承認せず未公開のままにしたり、やりたい放題w どうかしてるニダ。
Mansikka
2015/12/09 16:19
<Mansikkaさん>
>ああいう皇室叩きブロガーさんたちの誤情報の多さには辟易させられますミダねぇ。

もううんざりなんですが、最近ではあまりにも馬鹿馬鹿しい話ばかりで逆におもろいネタの宝庫になっていたりしますw

>ご自身の書いた文章が、ああいう風に切り取られ、皇室バッシングに使われたことを村上湛氏が知ったら、激おこでしょうね。

村上氏は自身のサイトに一旦出した文章は余程のことがないかぎり変更も削除もしないと宣言されていました。この件をお知りになったらさぞ驚くことでしょう。まさかこんなことに利用されるなんて思いもよらないでしょうから。

>神立氏のブログ記事も該当記事と関連記事の二つが消されたってのに、バッシングブロガーさんは危機感を持つべきニダなw

しかもその事実を2か月ほどたっても気付いていないってどういうことでしょうか?www しかし神立氏は嫌な思いをされたでしょうね。

>そういう連中が自分のブログで自演コメ書いたり、都合の悪いコメを承認せず未公開のままにしたり、やりたい放題w どうかしてるニダ。

特に集中的に煽りたい記事のコメ欄は酷いもんです。まあご苦労様ですと言いたいw 都合の悪いコメを認証しなかったり、煽りコメはバンバン出したりするコメ操作は、某有名ブログでは昔からのようです。確認できたものだけでも2012年にはもうやっていたというwww
ぴよ
2015/12/09 20:38
ぴよ様、こんにちは。

実にわかりやすくまとめてくださりありがとうございます。

皇后陛下への批判、とくに公的な場でのお召し物(和装だなんて!小さい帽子だなんて!)については調べてもよくわからず困っていたので、今回記事にしていただいてスッキリしました。
他にも、宗教的なこと(もともとカトリックの素地があるから神道を蔑ろにしている)についてもぜひ書いていただきたいです。

マスゴミマスゴミと言いながら彼らと同様の印象操作をしているなんて。
元々書かれた方の思いを踏みにじったことも人として許されない。
自分自身でじっくり調べて考えて、何を信じるべきか精査しないといけませんね。
あるま
2015/12/10 12:18
<あるまさん>
こんにちは!記事、わかりやすかったですか?良かったです(*´▽`*)

>とくに公的な場でのお召し物(和装だなんて!小さい帽子だなんて!)については調べてもよくわからず

これほんとわからないですよね。特に皇室のプロトコールは細かいことになるとわからないことが多くて私もけっこう困っていました(^^;

>他にも、宗教的なこと(もともとカトリックの素地があるから神道を蔑ろにしている)についてもぜひ書いていただきたいです。

これはいずれ書こうと思っているのですが、「一条の会」というサイトの「検証」のところに、キリスト教についてのことが書かれているので、こちらも読んでみるといいかもしれません。

http://1-jo.info/mashima4.html

>元々書かれた方の思いを踏みにじったことも人として許されない。

これがいちばん許せないことですよね。おっしゃるようにやっていることは自分たちが批判している相手と同じなのだからびっくりです。

>自分自身でじっくり調べて考えて、何を信じるべきか精査しないといけませんね。

手間もかかるけれど、これだけの誤情報がネット上に溢れていることを考えると、手間を惜しんではいけないと思いました。
ぴよ
2015/12/10 13:54
ぴよさん、お疲れ様です!

和服を着ろと言って怒ったり、
和服を着れば着たで、怒ったり。
どうすりゃいいのよ・・・、ですよね?・苦笑

バッシングしている人たちの言い分が、あまりにも支離滅裂で、
一貫性がなさすぎます。
感情と思い込みだけで叩いている。

皇学館大学の松浦教授は、
「戦後の日本で作法を守って皇室に意見したのは、三島由紀夫のみです。」、と。
三島氏は自決なさいました。

上つ方に意見申し上げるには、その覚悟がなければ、してはいけないということなんです。
これも日本の伝統、作法です。
それを知らずして「保守」だなんて、へそが茶を沸かしますよ。
ららら♪
2015/12/14 09:09
<ららら♪さん>
>和服を着ろと言って怒ったり、
>和服を着れば着たで、怒ったり。

しかも自分たちは着物を着ません、着物のことはわかりません♪って、どんなコントかいっ!と思ってしまいます(笑)

>一貫性がなさすぎます。

あの方々にかかると秋篠宮家は“左翼の利用”で、東宮家や天皇陛下・皇后陛下のことは“左翼そのもの”になっちゃうという、こんな究極のご都合主義をまさか見る日がくるとは思いませんでしたwww

>「戦後の日本で作法を守って皇室に意見したのは、三島由紀夫のみです。」

そういえば三島由紀夫が皇后陛下に求婚していたとかいうガセネタをまだ信じている人もいるようですね(笑) 日本の伝統だとかいろいろ大騒ぎしている人たちが、日本の伝統の頂点にいる方々を貶めて破壊しようとしている件w

私は決して批判するなとは言いませんが(もっとも今はただの悪意に満ちた誹謗中傷ですが)、しかし批判するなら「保守」を名乗るなと言いたい。だって彼らの思考はサヨクそのものなんですもの。人に「保守左翼」とか訳の分からないレッテルを貼っている暇があったら、その「保守」の看板を早く降ろして欲しいものです。
ぴよ
2015/12/14 19:41

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