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タイムトラブル! 作者:栗原雪

第一章 SENGOKU period

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お市の方

「では、お大事になすって下さい。 おとめさん。」
「はい。」

「市さん・・・。」
リュックの中の本を開いた。

お市の方  (天文16年(1547年) - 天正11年4月24日(1583年6月14日))
 戦国時代から安土桃山時代にかけての女性。小谷のおだにのかた、小谷殿とも称される。
名は通説 では「於市」で、「市姫」とも云い、『好古類纂』収録の織田家系譜には「秀子」という名が
記されているが定かではない。

戦国大名・織田信長の妹(または従妹)で、信長とは13歳離れている。通説では、父は織田信秀で、五女と伝えられ、母は土田御前とされている。信行、秀孝、お犬の方は同腹の兄姉という。 初め近江の大名・
浅井長政の正室となり、後に織田家重臣の柴田勝家の後妻となった。

「へえ~」
(あれ? 年齢合わない・・・)
「どう見ても、私と同い年ぐらい・・・」
(浅井長政って誰だ?)

「おとめはいるぞ~」
「信長?」
「飯は食べれそうか?」
「あーうん。いける。」
「じゃあこれ。 消化に良いだろう。」
おかゆだ。
「ありがたい!!」
「おう」
「そうそう。 何でお市さん来たの?」
「それは・・・」

「縁談ーーーーーーーー!?」
「そうだ。」
「誰と?」
「北近江の浅井長政だ。」
(さっきの人だ。)
「これをきっかけに親交を深めたいんだ。」
「何それ。 お市さんに選ぶ権利は無いの?」
「わしだって、選ばせてやりたい。仕方ないんだ。」
(また、その表情・・・)
「本当に悪いと思ってる。」
(力になりたい。)

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