挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
タイムトラブル! 作者:栗原雪

第一章 SENGOKU period

10/12

奇天烈ハート

昨日投稿したばかりにも関わらず、沢山のアクセスありがとうございます!
差し支えなければ、ブックマークや評価ポイントの方もよろしくお願いいたします。
「そ・・・そうなんだ。」
(何、この気持ち?)

「嘘。」
「は?」
「偽りじゃ☆」
「なんなの!!! ばっかじゃないの!!」
そういって、おとめはその場を立ち去った。

「何か、気に障ることでもしたかのう?」

(何なの? 何故か、嘘だと知って嬉しい自分もいる・・・)

走るおとめ。
ドン!!

「わあ!! ごめんなさい・・・」
「構いませぬ。」
「あ・あなたは確か_________ 」
池田恒興(いけだつねおき)です。」
「そうでした!」
「先ほど、信長様があなたを探しておりましたよ。」
「え!? そうなんですか?」
「はい。 とても心配されたご様子で。」
(・・・。)

「信長様が人を探すなんてとても珍しい。」
「普通人探しってするもんですよね!?」
「あの方は、そういう方なのです。」
「はあ・・・。」

「私と信長さまは長い付き合いなのです。」
「いつぐらいから?」
「それは、分からないのです。」
「どういうことですか?」
「私と信長様は乳母(うば)兄弟なのです。」
「乳母?」
「乳母とは、本当の母親に代わって子育てをする女性のことです。」
「へえ~」
「私の母が、信長様の乳母を務めていました。」
「なるほどね~ だから、長い付き合いってことなんですね。」
「そうなんで______ 」

「おとめ_____ 」
(信長!?)

「それでは、私はここで・・・」
(恒興さあん!?)
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ