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闇を駆ける者達 作者:黒猫紅月
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プロローグ

初投稿の作品です。文章下手、東方要素、残酷な描写、若干のおそ松さん要素、を含みます。それでもOK!という、心の広い方はどうぞ。
 とある森の、とある大樹の下。月明かりに照らされて、三つの影が浮かんでいる。しかし、そのうち二つの影は動かない。
 たった一つ、動いている影が叫ぶ。
「起きて!起きて!父上!母上!」
 動かない二つの影から流れ出た紅い液体で、地面はじわじわと紅く染まり、その上をそれとは別に大粒の雫が濡らしていく。

どれほど時が経っただろうか。

 涙も涸れ果てたのか、ふらりと立ち上がった彼女は、地面に何かを書くと、
「移動せよ。イザラフ イスカ。」
と呟き、闇に溶けこんでいった。

そして、少女は

行方知れずとなった。
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