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 埼玉スタジアムで11日にあったサッカーJ1浦和―鹿島戦に出場したブラジル人のMFカイオに対し、浦和サポーターを名乗る人物がツイッターで黒人を差別する内容の書き込みをした問題で、浦和は16日、投稿した男性と面談したと発表した。カイオや鹿島、浦和の関係者に謝罪する意向を示したという。

 クラブによると、男性から連絡があり、15日までに面談した。当初の予定だった12日に姿を見せなかったことについて、「大きな問題となり、怖くなった」と説明。投稿をした理由は「自宅でテレビ観戦していて、浦和が敗れたために感情的になった」と話したという。浦和は法的措置も検討するとしていたが、広報担当者は「本人の今後の謝罪の姿勢や取り組みを見守る」と話した。