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龍門山にある新羅時代に建てられた寺、千年の歴史を抱く龍門寺
2016-04-30
龍門寺は913年に創建され、朝鮮初期には寺が304間もたて込み、300人を超える僧侶が集まるほど盛んだったそうだ。
1907年8月24日に火災で寺の大部分が焼失した。 当時の住職だった翠雲が、寺を小規模に再建し維持していたが、それさえも朝鮮戦争の時に破壊され、3間の大雄殿と観音殿、山霊閣、鐘閣、寮舎などだけが残った。 
龍門寺に入る最初の入口である四天王門に四天王の彫刻像が並んでいる。 
曇り空ではあったが、週末だから多くの観光客がやって来た。 
境内に入ると、樹齢1100年を超すイチョウの木が立っている。 これは新羅の最後の王である敬順王の世子麻衣太子が、国を失った悲しみを抱いて金剛山へ行く途中で植えたものと伝えられ、また一部では新羅の高僧ウォンヒョ大師が突いていた杖を刺したら、杖から根が生えて成長したものだとも伝えられ、現在は天然記念物第30号に指定されている。  
大雄殿に入る前に景色を眺めてみると、よく整理された瓦屋根と塀が落ち着いた感じがする。 
大雄殿に入ると、花祭りが近づいて1年の安寧を祈願する信徒らの色とりどりの連灯がたくさん吊ってある。 
悠久の歴史を抱いているが、雄壮ではなく、気楽に行ってみるのに良い所龍門寺では、テンプルステイも可能。 
龍門寺をひと回りすると、千年のイチョウの木の所で記念写真を撮れるフォトゾーンも設けられている。  
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