鳥取市と第1回定期懇談会を開催!
2016年度の第1回鳥取市・鳥取商工会議所定期懇談会が6月6日(月)、鳥取市尚徳町の鳥取市役所で開かれ、双方から今年度の事業計画が報告されたほか、県立美術館問題などについて意見交換しました。
懇談会には鳥取市から深澤義彦市長ら幹部11人、鳥取商工会議所から藤縄匡伸会頭、中谷浩輔副会頭、安田晴雄副会頭と大谷芳徳専務理事ら8人が出席しました。
鳥取市からは、6月の補正予算に盛り込んだ事業の内容や誘致企業の雇用状況のほか、鳥取版DMOを中心とした観光に関する取り組み、山陰新幹線実現に向けた動きが報告され、鳥取商議所からは今年度の事業計画の中で重点を置いている7つプロジェクトの推進や中四国南北軸の連携、鳥取駅前の横断歩道の設置、経営発達支援計画の事業内容について説明が行われました。
このあとの意見交換会では、藤縄会頭が県立美術館問題について県の動きや進捗状況を質問したのに対し、深澤市長は「東部4町の首長も鳥取市に建設をという思いを持っておられ、近く4町長が要望書を提出すると聞いている。引き続き一緒になって鳥取市への誘致を実現していきたい」と答えていました。
また、深澤市長は北陸新幹線の福井県・敦賀から京都までのルートに舞鶴ルート案が含まれていることについて「舞鶴ルート案が選定されれば山陰新幹線の鳥取までの整備は40%ができることになり、日本海国土軸を考えると一番優れている。舞鶴ルート選定と山陰新幹線の実現に向け、7月末に鳥取市で総決起集会を開くことにしている」と話し、藤縄会頭らに協力を求めました。