とことん遊ぶぞ 北海道!
2016年06月15日
ドッキドキ!縄文式土器を作ってみよう! 北海道博物館
【火焔式土器 東京国立博物館蔵】
「土器」は、人類の食生活にとって。
大きな一歩であったことは疑いの無いところだ。
「焼く」「生食」だった食生活に「煮る」が加わったことで、どれだけ食生活が豊かになったの
だろう。
縄文人の主要な食糧の一つ木の実の多くは、収穫時期が限られる。
そのため「貯蔵」するが必要が生じた。
また、木の実には食べるために加熱処理が必要なことも多く、獣肉や魚介類のように直火で炙る
のは困難であるため、加熱するには調理器具としての土器が必要となったらしい。
もし、我々の生活から「煮る」ための道具が無くなったらと考えると・・・。
想像できないね、そんな生活は。
そんなわけで。
北海道博物館で開催れていた、縄文土器作りにチャレンジしてみた。
【粘土をこねる「息子」】
土器をつくるのに大切なこと。
それは、よい粘土を見つけ、丁寧な下処理がされていること。
縄文人は、土器つくりに適した粘土、粘土の処理方法をちゃんと知っていたらしい。
HOW TO MAKE?
「とうちゃん」の知り合いに縄文時代の専門家がいるんだけど、彼女のアドバイス。
土器を作るとき、土の自重でつぶれることもあるから、下の方はしっかり作れと。
まさに、そのとおり作らせていただきました。
粘土のひもを作り、輪積みして、丁寧に接合させていく。
水分の少ない粘土をきれいに接合させるのは、思った以上に難しい。
【作りかけの土器「とうちゃん」作】
【荒縄で縄文をつける】
細い棒や荒縄で文様を書いていく。
きれいなアートの縄文をつけるのは、非常に難しい。
「とうちゃん」にとって、本日一番の困難なミッションだった。
土器の内側に手を当てて、しっかり跡がつくように縄をすりつけていく。
これにより土器の表面が締まって割れるのを防ぐらしい。
文様の付け方も、縄の転がし方で面白いくらい色々な文様を表現できてしまう。
個人のセンスが問われる作業だ。
【木の棒で文様を刻む「息子」】
【「とうちゃん」式土器】
【中空埴輪 「かあちゃん」作】
【本物の縄文土器の観察】
今日の作業は、ここまでです。
この後、陰干しされ乾燥させる。
2週間後に野焼きして、完成とのことだ。
土器作りの先生曰く「野焼きの炎を見ると、テンションが上がる」とのこと。
2週間後は、野焼きの火力を利用して、焼き芋も作っちゃうみたい。
この土器教室が無料で開催されるなんて信じられないな。
次回、開催される土器作り教室では、火焔式土器を作ってみるつもりだ。
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2016年06月11日
フランス郷土料理を札幌で! ガレット祭り
【フランス ガレットコンクール1位入賞作品!】
フランスの郷土料理「ガレット」の魅力を味わうイベント。
第3回札幌ガレットに参加してきた「とうちゃん」一家。
道内の飲食店が出店して、多様なトッピングのガレットが販売されている。
お値段も200円からと大変、お求め易い大衆価格!
「とうちゃん」が函館市に住んでいた頃に訪れた古民家カフェ「JOE」からの出店があったのは、
とても嬉しかったな。
店員さんと、「JOE」本店の話で盛り上がれた。
いつ、どこで、誰と繋がるかなんて、わからないものだね。
【函館市から出店「JOE」のスイーツガレット】
そば粉以外にも、小麦粉などが含まれていると思われるクレープ。
そば粉の味と香りを感じつつ、小麦粉のモチモチかつサクサクとした食感を感じる、まさにスイー
ツ向けの生地に感動したね。
【ガレットの匠 ダニーシェフ】
ガレット&クレープの巨匠は、フランスでもガレット専門学校の講師を務めていたほど。
フランスのガレットコンクールで1位を獲得したことからも、彼の作るガレットを食べたことこそ
「フランスガレットの真髄」を味わったと言えるだろう。
食べ損ねている、そこの貴方!
札幌市中央区大通西18丁目にある「ダニーズレストラン」は、彼がシェフを務めているレストラン!
安心してください!
【ガレット生地を焼く「息子」】
【ガレットを仕上げる「息子」】
なかなかヤルもんだ!
親の贔屓目を抜きにしても、「息子」は料理上手な男になるだろう。
イベントでは「ガレット手作り教室」が10名という少人数限定で開催された。
500円の参加料で、チーズベーコンのガレットと蕎麦粉150gを入手出来る。
もちろん「とうちゃん」一家が、こんな楽しそうなイベントを逃すはずがない。
【「息子」作 ガレット(チーズベーコン)】
生地は、韃靼蕎麦粉と水と塩。
たったこれだけで、ガレットの生地ができてしまう。
大衆料理だけあって、作り方もシンプル、「息子」でも上手に形を作れた。
こういうシンプルな料理ほど、作る人の技量の差、素材の質がはっきりと現れ、それぞれの地域、
家庭の味が生まれるんだろう。
【お土産の蕎麦粉】
胃袋が大きくない「とうちゃん」一家は。
「さとらんど」のどこまでも広がっていそうな緑の広場で元気よく!
小腹にスペースを作って・・・ね。
もう一枚デザートガレットを!
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2016年06月07日
芽生える科学への好奇心 北大の学園祭で過ごす一日
【セラピー犬と戯れる「息子」】
新緑が眩しい北大のキャンパスで。
繰り広げられるのは北大の学園祭。
この学園祭を毎年の楽しみにしている札幌市民も多いのでは?
普段、触れることがないアカデミックな世界を楽しむことができる学園祭は「とうちゃん」一家の
必須イベントになっている。
農学部、理学部、工学部、医学部、歯学部、薬学部、獣医学部・・・と巡り歩く「とうちゃん」。
たった2日間で、どれだけのイベントを楽しむことができるのか?
休んでいる暇なんか、あるわけない。
【道産子に乗った「息子」】
「息子」は道産子だと思う。
そんな「息子」を道産子に乗せてみた。
都会の真ん中の、緑広がる大学キャンパスで道産子に乗馬する贅沢!
何をされても、嫌がらないセラピー犬は、どれだけ人のメンタルに貢献しているのだろう。
普段、動物に慣れていない「息子」でも、抱っこさせてもらうことができた。
【静電気の実験】
「痺れないからね!」って説明する可愛らしいお姉さん。
お姉さんに近づくたびに、「ビリリ!」って静電気が走る。
この電気は、静電気なのか、それとも恋心なのか?
どうでもいいけど、かなり痛かった・・・・。
女子大生に近づくのは、危険がいっぱいって事なのだろう。
【酸素と反応する試薬実験】
世の中には、不思議な事がいっぱいある。
いや、不思議なのではない。ただ「とうちゃん」が知らないだけなんだけど。
「とうちゃん」が知らない事なんか、世の中に溢れているんだけど。
目の前で見せられると・・・楽しくなっちゃう!
目の前の変化を、単純に楽しむ「息子」が羨ましい。
【CAMUIロケットと固形燃料】
株式会社植松電気の専務「植松努」氏の講演を5年前以上に聴講したことがある。
人間の可能性に、たまらなく感動したのが昨日のことのようだ。
そんな植松電気との共同で研究しているCAMUIロケットの実物が展示してある。
「息子」にね。
どんなに、植松氏の考え方と情熱を説明しても、悲しいことに伝わらなかった。
【血圧測定を行う「息子」、測定される「とうちゃん」】
「息子」よりも女子大生に血圧を測定してもらいたかったな!
水銀式の血圧計で、初めて測定する「息子」。
なにを測定しているのかは理解していなかったけど、女子大生との会話を楽しんでいた。
その気持ちはよく分かる!
医学部で、ちょっとだけショックな出来事があった。
肺がんで亡くなった方の肺、そして心筋梗塞で亡くなった方の心臓が展示してあった。
学術的貢献のために、献体された方の臓器だ。
写真撮影は、もちろん禁止。
癌に侵された病理部、そして通常の肺を触ることができた。
健康な部分に比べて、癌細胞の異常な固さ。
直に触れる癌細胞に、恐怖を感じたのは「とうちゃん」だけではないはずだ。
そして「息子」は、医者になりたいって言ってくれた!
【化石を削り出す「息子」】
【大混雑の屋台ストリート】
【学園祭を締める応援団】
「とうちゃん」は、頑張っている学生さんが好きだ。
工夫を凝らして、みんなで楽しむ屋台もいいけれど。
普段の研究成果を報告、展示している学部巡りが大好きだ。
流暢に説明する学生さん、たどたどしい説明の学生さん、専門用語を多用する学生さん。
「みんな頑張れって!」って、心の中から思っている。
今年の北大学園祭も、誰よりも楽しめたと自称する「とうちゃん」
一家。
来年の北大学園祭も、誰よりも楽しみたいものだ。
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