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この度、来年の通常国会に向け、法制審議会刑事法部会により、強姦罪の法定刑引き上げや非親告罪化などを柱とする刑法改正要綱案がまとまりました。

要綱案の詳細については報道などでの記事をご参照頂ければ幸いです。
厳罰化と非親告罪化、男性被害の場合や親子間でも適用対象拡大など注目すべき点もありますが、それだけではなく現時点では報道では触れられていない「性交同意年齢」の見直しについても今後も積極的に議論していただきたいと考えております。
前回の記事にも触れましたが、とくに未成年同士であっても
暴行や脅迫などが無くても、性交やわいせつ行為などについてを強姦として扱われるようにしなければなりません。
罰則の強化で、中高生同士で性交をすると、 それは男性側、もしくは女性側が強姦したことと同じになるようにし、接吻をしただけでも強制わいせつ罪となるようにしていかなければなりません。
日本国内では恋愛や性行為の低年齢化を国内外でも問題視されており、自由恋愛を禁止するある団体などをはじめ、未成年の恋愛を法規制して全面禁止するよう主張しているほどです。

もちろん、未成年に限ったことではありません。
どちらが成人したとしても同意なき強制わいせつや強姦罪は問題ですし、たとえ本人達が同意したとしても周辺の人間関係にある親族にとっては不適切な恋愛関係も差し止めできないかといったこともあり、強姦の対象にならなくてもそういった不適切な関係に関しての婚姻や恋愛関係を止められるといった制度を盛り込めるよう検討を開始できるようにもしていただきたいところでもあります。

いずれにせよ、来年の通常国会までに一度まとめた要綱案から変更点も出てくるでしょうし、慎重な検討が望まれます。


さて話は変わりますが、昨日とある番組が放映されました。
日本国内での強姦罪などの問題もそうなのですが、問題となっているJKビジネスやAV出演強要問題などの実態を海外からの目線で取り上げるといった内容です。
もちろん創作物に関する問題点もそこで挙げられています。
今年3月、国連が勧告を行いましたが、不適切な性表現などもある創作物に関する内容についてはある議員らの抵抗もあり以前よりトーンダウンした内容になってしまいました。
しかし、これで引き下がってはいけません。活動家の巻き返しのチャンスはあります。

そしてまもなく参議院選挙が行われます。そこで性問題にも厳しい方たちをいかに送り出し、また現職国会議員に対していかにあらゆる性に関する様々な問題を理解させられるようにできるかがこの選挙でもかかっているともいえます。
このブログにおいては選挙前になれば与野党に関係なく私達にとって注目すべき議員についてを挙げていきたいと考えております。
性問題での視点で誰を通すべきで一方で誰が当選させてはいけないかを私達や性問題を取り扱われている方々にも改めて再確認していかなければなりません。

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小砂玲子
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