Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

2016年06月16日

2016初めてのイラン17 シーラーズからペルセポリス遺跡まで、ミニバスとタクシーで出かけた件

 
 シーラーズ観光のハイライトといえば、ペルセポリスだろう。
ペルセポリスはその名の通り「Perse(ペルシャの) polis(都)」だ。紀元前520年、ペルシャ帝国アケメネス朝のダレイオス1世によって作られたこの都は、生活都市と言うより政治的、あるいは儀式的な意味合いでの都だったという説が強い。

インディージョーンズでおなじみのヨルダン・ペトラ遺跡、シリア・パルミラ遺跡とあわせ「中東の3P」とも言われる反面、「その中では一番ぱっとしない」という説もある。毀誉褒貶入り乱れているが、せっかくシーラーズまで来た身としては、ダレイオス様の遺跡を見ない手ない。

ペルセポリスはシーラーズの北東約60kmの場所にある。



もちろんお大尽の皆様におかれましては車をチャーターする手もあるし、現地ツアーに参加する手もある。お大尽様ではない私は市内の旅行代理店でペルセポリスへのツアーを探してみたが、ペルセポリス単独で半日$30、近くにあるアケメネス朝の王墓があるネクロポリスを回るとランチ付きとは言え$55と、まぁ、微妙なお値段が相場だった。入場料約$6.6が含まれていると言え安くはないし、遺跡は自分の気分で眺めないと、私は面白くない。となるとここはお約束のローカルバスで行くことになる。

ただしシーラーズからペルセポリスへ直行するバスはない。ミニバスで8.5km程手間のマルヴェダシュト(Marvdasht)という街まで行き、そこでタクシーに乗り換える必要がある。シーラーズのミニバス乗り場は、長距離バスターミナル「カランディッシュバスターミナル」の南西に隣接、というより大通り(E Saheri St)を渡った反対側にあるミニバス専用ターミナル "Alieben Hamze Terminal" で、マルヴェダシュト行きは満員になったら出発という感じで、私の行った時間帯(午前中)には2-30分ごとに出発していた。運賃は20000リヤル(≒68円)。$1しないし。

IMG_0018.jpg

IMG_0019.jpg

IMG_0022.jpg

快適な高速道路を40分も走るとマルヴェダシュトだ。ペルセポリスなんぞ市民が頻繁に行く場所ではないので、ここから先ローカルバスはない。10km弱を歩く気がなければタクシーに乗るしかないのだが…

IMG_0033.jpg

断言する。私は絶対にぼられる。

事前に調べて置いた情報では「タクシーは1台50000-100000リヤル」だと思われたが、運転手は口をそろえて「100000リアル」と言う。なんだそのキリのいい数字!

ペルセポリスに行きそうな旅行者がいればシェアしたいところだが、少し待っても誰も来ない。近所の店で水を買いつつ尋ねてみても、「さぁ、10万くらいじゃないの?」程度の答しか得られない。ちょっとがんばれば少しは安くなる気もするのだが、結局数台目の車に乗ってしまう。

IMG_0034.jpg

10万リヤル(≒343円)です、まいどあり!

IMG_0036.jpg

IMG_0038.jpg

タクシーは10分程でペルセポリスの入り口に着いた。いい道だけれど、ローカルバスが走るような場所じゃないわな、ここじゃ。ま、チケットでも買いますか。

IMG_0039.jpg

IMG_0040.jpg

200000リヤル(≒686円)。知ってた。

ペルセポリスの入場料は、2015年までは15万リヤル、その前は10万、そして5万リヤルだったらしい。イランはインフレが酷く物価はどんどん上がっているらしいのだが、外国人観光客の施設入場料はその狂乱インフレどころではない値上がりぶりのようだ。まぁ同じ3Pのペトラ遺跡$50よりはマシだけど。

ここまでの支出が入場料込みで27万リヤル(≒925円)、帰りの交通費が往路と同じ120000リヤル(≒410円)だとして、シーラーズからペルセポリスにバスとタクシーで来ると円高の今で約12ドルかかることになる。半日ツアーの約半額というところだ。

↓↓ 鋭意ランク下降中ですが更新してみました ↓↓
にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ 人気ブログランキングへ
↑↑ 救済クリックしていただけるとうれしいです! ↑↑

【イラン、カタールの最新記事】
posted by 転々 at 21:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年06月15日

2016初めてのイラン16 シャーチェラーグ廟の昼と夜

 
 シーラーズ旧市街の見所といえば、ピンクモスクの他には世界遺産のエラム庭園、大詩人の眠るハーフェズ廟、市内中央のランドマークでもあるキャーリムハーン城塞などがあるが、個人的に気に入ったのはシャー・チェラーグ廟だ。

IMG_0108.jpg


廟と言っても建物が一つあるだけではなく、いくつかの建物や塀が広場を囲んでいる。砂漠を歩き続けた人がここにたどり着いたら、ほっとするだろうな、と思う。

IMG_0110.jpg

IMG_0111.jpg

エラム宮殿がユネスコ的なご推薦だとすれば、ここは国内シーア派の皆さんの巡礼地であり、ローカル御用達的な場所だ。なぜ巡礼地なのかというと「霊廟の主は、シーア派・十二イマーム派の第八代イマームであるアリー・リダーの兄弟であり、第七代イマームであるムーサー・カーズィムの子、ムハンマドとアフマドである。この二人は、アッバース朝のシーア派迫害から、この町に移ってきた」(日本語版wikipedia「シャー・チェラーグ廟」より引用)ためなのだが、私はここに登場してくる全ての固有名詞を知らない。

それはさておき、ここのドーム内部は鏡をモザイク状に貼られていて、それがまるで「万華鏡の中にいるようだ」と旅行者に人気になっている。有名ガイドブックには「建物内に入れるのはイスラーム教徒のみ」とあるが、お祈りの時間じゃなかったせいか、誰でも自由に出入りができた。おっと、動画があったぞ。




この鏡をモザイク状に貼り付けるという装飾の手法はシャー・チェラーグ廟だけで見られるわけじゃなく、意外と一般的な技法の一つでもあるように思う。例えば同じシーラーズ市内のAli ibn Hamze holy shrineでも、規模こそ小さいけれど同じ手法で装飾されたドームが見られた。まぁ、シャー・チェラーグ廟の方がずっと規模が大きいのだけれど。



しかし、(一般的に他のモスクもそうだけれど)ここは昼より夜の方が美しい。

2015-12-27 18.31.35.jpg

2015-12-27 18.33.29.jpg

アラビアンナイト…、、いや訂正、ペルシアンナイトのなんと美しいこと。光と風と、そしてアザーンにも使われるちょっと音質の良くないスピーカーから流れる音すら美しい。これはその場にいないとなかなかピンとこないかもしれないな。ということで動画で雰囲気を切り取ってみる。



この美しい巡礼地はシーラーズ市街の中心地にあり、入場は無料だ。庭園や建築よほど興味があるのでもない限り、入場料の高いエラム庭園なんかよりこちらの方がよほど楽しいと思う。私は宿主さんおすすめのレストランや旧市街に行ったその帰り、何度もここに立ち寄った。入り口でセキュリティチェックがあり大型カメラなどは持ち込めないが、チェックポイント係員はいつ行っても歓迎してくれるし、運がいいと英語を話すスタッフが廟内を案内してくれる。もちろん無料のご厚意だ。

↓↓ 鋭意ランク下降中ですが更新してみました ↓↓
にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ 人気ブログランキングへ
↑↑ 救済クリックしていただけるとうれしいです! ↑↑

posted by 転々 at 16:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

プライオリティ・パスに無料登録可能!楽天プレミアムカード