熊本城 崩れそうなやぐらの倒壊防止工事を公開
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一連の地震で下の石垣が大きく崩れ、残った石でかろうじて支えられている熊本城の「飯田丸五階櫓」の倒壊を防ぐための工事が16日、報道各社に公開されました。熊本市は来月中には工事を終え、建物を修復できるかどうか判断したいとしています。
「飯田丸五階櫓」は、熊本城の本丸の南西に平成17年に復元されたやぐらで、地震により下の石垣が大きく崩れ、今は「隅石」と呼ばれる石垣の角の石だけでかろうじて支えられています。このため、熊本市は倒壊を防ぐための工事を始め、16日は雨が降るなか、作業員が足場の土台づくりを行いました。
工事を請け負っている建設会社によりますと、「隅石」には30トン余りあるやぐらの半分程度の重みがかかっているとみられるということで、今回の工事でやぐらの下に鉄骨を差し込んで「隅石」にかかる重みを分散させるということです。
熊本市は来月中には工事を終え、建物の損傷を調べて修復が可能かどうか判断したいとしています。
工事を請け負う建設会社の土山元治さんは「難しい工事だが、熊本の皆さんが少しでも元気になるよう成功させたい」と話していました。
熊本城総合管理事務所の河田日出男所長は「工事が終わるまで何とか持ちこたえてほしい」と話していました。
工事を請け負っている建設会社によりますと、「隅石」には30トン余りあるやぐらの半分程度の重みがかかっているとみられるということで、今回の工事でやぐらの下に鉄骨を差し込んで「隅石」にかかる重みを分散させるということです。
熊本市は来月中には工事を終え、建物の損傷を調べて修復が可能かどうか判断したいとしています。
工事を請け負う建設会社の土山元治さんは「難しい工事だが、熊本の皆さんが少しでも元気になるよう成功させたい」と話していました。
熊本城総合管理事務所の河田日出男所長は「工事が終わるまで何とか持ちこたえてほしい」と話していました。