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 東京都の舛添要一知事の辞職に伴う都知事選について、日本弁護士連合会元会長の宇都宮健児氏(69)が立候補を検討していることが16日、わかった。朝日新聞の取材に対し、「複数の市民団体などから要請を受けている。市民連合や野党共闘の動きがあるので、幅広い枠組みで選挙をしなければいけないと考えている」と話した。

 宇都宮氏は、2014年2月の都知事選に出馬。脱原発や貧困対策などを訴えて舛添氏の約211万票に次ぐ約98万票を獲得した。

 一方、鈴木大地スポーツ庁長官(49)は同日、報道陣に知事選に出馬する可能性を問われ、「長官に就任したばかり。ない」と明言した。(伊藤あずさ)