・<石巻3人殺傷>元少年の死刑確定へ 最高裁が上告棄却 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
この事件はなぜかよく覚えていますね…。主犯の少年が殺人やら何やらをすべて手下の共犯の奴に押し付けて逃げようとしたって事だけは。で、平成生まれ初の死刑確定囚だそうですわ。
宮城県石巻市で2010年に3人を殺傷したなどとして殺人罪などに問われた事件当時18歳の元少年(24)の上告審判決で、最高裁第1小法廷(大谷直人裁判長)は16日、死刑とした1、2審を支持し、元少年の上告を棄却した。09年5月にスタートした裁判員裁判で少年を死刑とした唯一の事件で、市民らが少年に対して死刑を選択した判決が初めて確定する。
事件当時少年だった被告に対する最高裁の死刑判決は12年の光市母子殺害事件の元少年以来。死刑判決を判断する際の「永山基準」を示した永山則夫元死刑囚への第1次上告審判決(1983年)後に死刑求刑された少年事件では、3件5人の死刑が確定している。
1、2審判決によると、当時18歳7カ月だった元少年は10年2月、元交際相手の少女(当時)を連れ戻そうと、後輩の元少年=殺人ほう助罪で有罪確定=と一緒に少女の実家に侵入。交際に反対していた少女の姉(当時20歳)が警察に通報したことに立腹し、姉と少女の友人女性(当時18歳)を牛刀で刺殺。同じ部屋にいた姉の友人男性にも重傷を負わせた。
なんか記憶に残ってるのは、Neverまとめみたいなまとめ系サイトやTwitterでこの少年の実名や顔が最初っからネットで流れまくってて「いかにも」というヤンキー面で「ああ、こいつはやりかねん」と思ったのを(爆)。ま、偏見だから良くないんだけども。
※調べたらWikipediaに詳細が出てました。
ま、いわゆる「永山基準」をしても2人も殺しているし後輩の少年にすべて押し付けてるし、改悛の情もないし…で、アウトだったんすけどね。で、どうも控訴・上告は死刑判決食らった少年の意思ではなく、「生きて償うこともあるはずだ」弁護士の意思で無理やり説得して控訴したという話も。どうもこれを聞いて「なんだ弁護団は被告人の事は全く考えてねえじゃん。結局、お前らが守りたいのはメシのタネである少年法と死刑廃止運動(注:死刑廃止そのものではない)だけなんだな」と皮肉った記憶もありますね。当時日記を書いてたmixiの日記とかで。
ちなみに脅された上で犯行に加担し、更にいったんは主犯の先輩に犯行をすべて押し付けられた後輩の少年は殺人ほう助で起訴されて懲役3-6年前後の不定期刑に処せられたんだそうですね。こっちの被告に関しては、子分格でえらい目に巻き込まれた感もあるんで、せめてムショから出たらまともに更生して人生をやり直してほしいもんですわ。
※それと気になるのはこういう最初っから改悛の情も同情の余地も全くない事件で死刑判決を出した件での、「なんか僕の判断が被告を死に追いやってしまった」みたいな裁判員に余計なプレッシャーを与えるのはどうかと思うけどな(勿論法務省側がケアをするのは当然必要だと思いますけど)。これが冤罪か否かのギリギリの判決であれば話は別だけどな<マスゴミ&人権屋