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【社会】

重力波2度目の観測、米チーム ブラックホールが合体

 【ワシントン共同】「時空のさざ波」と呼ばれる重力波を世界で初めて観測した米大学などのチーム「LIGO」が、再びブラックホールの合体によって出た重力波を捉えることに成功したと15日発表。チームは「ブラックホールの合体は、宇宙で比較的頻繁に起きている現象と分かった」と意義を強調した。

 重力波の観測は、電磁波などでは見えない天体現象が観測でき、新たな天文学への応用が期待されている。

 チームによると、重力波の信号を捉えたのは15年12月26日。地球から14億光年離れたところで、二つのブラックホールが合体し、太陽1個分のエネルギーが重力波となって放出されたらしい。

 米ワシントン州にある、LIGOチームの重力波望遠鏡(LIGO提供)

 米ワシントン州にある、LIGOチームの重力波望遠鏡(LIGO提供)
 

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