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 オバマ米大統領は15日、ホワイトハウスでチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世と会談し、「中国におけるチベットの宗教や文化、人権の擁護を強く支持する」と表明した。これに対し、中国政府は「断固反対する」と反発。米中関係の緊張が高まるのは避けられない情勢だ。

 両者の会談は、2010、11、14年に続いて4度目。習近平(シーチンピン)指導部が中国内のチベット族など少数民族のほか、人権活動家やNGO(非政府組織)に対する規制を強めていることから、オバマ政権として「人権重視」の姿勢を打ち出す狙いがある。

 ホワイトハウスによると、オバマ氏は、ダライ・ラマが掲げる非暴力の方針や、中国からの独立ではなく「高度な自治」を求める「中道路線」を称賛。10年1月から中断している中国政府とダライ・ラマ側との直接対話の再開を促した。