京都市東山区にある臨済宗東福寺派大本山「東福寺」の塔頭(たっちゅう)寺院「勝林寺(しょうりんじ)」へ。この日、境内ではきらきらと輝く雨のしずくをまとった瑞々しい花々に出会えました。雨と花々が織り成す風景は、清らかで、美しく、うっとり…。
※以下、写真を多く掲載しています。ご注意ください。なお、撮影時期は今週前半(御朱印画像を除く)。
■ 勝林寺を簡単に ----------------------------------
勝林寺は天文19年(1550)、東福寺第205世住持・高岳令松(こうがくれいしょう)による創建。御本尊は東福寺仏殿の天井内にひそかに安置されていた毘沙門天王像。脇侍(きょうじ)には吉祥尊天像、善膩師童子(ぜんにしどうじ)像が祀られています。本堂内「虎の大襖絵」も迫力満点です(※特別公開期間に拝観できます)。
本堂に続く階段。
のぼりをよく見ると、「ムカデ」が。ムカデは毘沙門天のお使い。かわいいムカデさんですね(^-^)
門をくぐると、なまずがお出迎え。その表情、愛嬌があります。
本堂は近衛家の大玄関を移築したものなのだそう。近衛家…鎌倉中期以降、摂政・関白に任ぜられる家柄、五家(=五摂家)のひとつ。
この日、境内ではさまざまな花々に出会えました。勝林寺は紅葉の季節もオススメですよ(^▽^) 坐禅体験、写仏・写経体験も行われています。
■ 境内で出会った花々 ----------------------------
■ 御朱印 ----------------------------------------------
勝林寺では季節の限定御朱印が授与されています。上の画像は初夏限定御朱印。また、御朱印帳には毘沙門天三尊(毘沙門天、吉祥尊天、善膩師童子)をはじめ、禅語も書いていただけます(日によって受付時間が設けられています)。オリジナル御朱印帳もあります。
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※ちなみに「東福寺」の過去記事です。
「東福寺」(京都市東山区)の「涅槃会」へ(2)~涅槃会で授与される「花供御(はなくそ)」 - とこてく京都
「東福寺」(京都市東山区)の「涅槃会」へ(1)~御朱印と御朱印帳、境内風景 - とこてく京都
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★このたびも最後までご覧いただき、ありがとうございました<(_ _)> 花の寺社めぐり。また出かけたいなぁ^^