2011年の福島第1原子力発電所事故時に核燃料が溶け落ちる「炉心溶融」(メルトダウン)の公表が遅れた問題で、東京電力の第三者検証委員会(委員長・田中康久弁護士)が経緯を検証した調査報告書の概要が16日、明らかになった。報告書では当時の清水正孝社長が「炉心溶融」という言葉を使わないように社内に指示し、当時の首相官邸からの圧力があったとみられることを指摘した。
第三者委は同日午後、東電の広瀬直己社長…
2011年の福島第1原子力発電所事故時に核燃料が溶け落ちる「炉心溶融」(メルトダウン)の公表が遅れた問題で、東京電力の第三者検証委員会(委員長・田中康久弁護士)が経緯を検証した調査報告書の概要が16日、明らかになった。報告書では当時の清水正孝社長が「炉心溶融」という言葉を使わないように社内に指示し、当時の首相官邸からの圧力があったとみられることを指摘した。
第三者委は同日午後、東電の広瀬直己社長…
東京電力、清水正孝、炉心溶融、田中康久、広瀬直己、福島第一原子力発電所、福島原発