史上初の囲碁七冠 井山裕太さんに総理大臣顕彰贈る
安倍総理大臣は、囲碁で史上初めて七大タイトルを独占する「七冠」を達成した井山裕太さんに、「偉業を達成し、わが国の文化向上・発展に貢献した功績は、顕著だ」として、総理大臣顕彰の賞状を贈りました。
囲碁棋士の井山裕太さんはことし4月、囲碁で史上初めて七大タイトルすべてを独占し、「七冠」を達成しました。
16日は、井山さんに対する総理大臣顕彰の顕彰式が総理大臣官邸で行われ、安倍総理大臣は「日本囲碁界初の七冠制覇の偉業を達成され、伝統的な文化である囲碁の普及・振興を通じ、わが国の文化向上・発展に貢献した功績は顕著だ」と述べ、賞状を手渡しました。これに対し井山さんも安倍総理大臣に、みずから「福」の文字を書いた扇子を贈りました。
そして、安倍総理大臣が「政治の世界も、先のことを読もうとするが、大体何手先ぐらいまで読んでいるのか」と質問すると、井山さんは「1つの道だけでなく、いろいろな道を比較する。全部合計すると、すごい数になっているかもしれない」と答えていました。
このあと井山さんは記者団に対し、「まずは、目の前の一局という姿勢は、今後も変わらないが、世界戦でも結果を残したい。もし人工知能と対戦するチャンスがあれば、自分なりに精いっぱい頑張りたい」と話していました。
16日は、井山さんに対する総理大臣顕彰の顕彰式が総理大臣官邸で行われ、安倍総理大臣は「日本囲碁界初の七冠制覇の偉業を達成され、伝統的な文化である囲碁の普及・振興を通じ、わが国の文化向上・発展に貢献した功績は顕著だ」と述べ、賞状を手渡しました。これに対し井山さんも安倍総理大臣に、みずから「福」の文字を書いた扇子を贈りました。
そして、安倍総理大臣が「政治の世界も、先のことを読もうとするが、大体何手先ぐらいまで読んでいるのか」と質問すると、井山さんは「1つの道だけでなく、いろいろな道を比較する。全部合計すると、すごい数になっているかもしれない」と答えていました。
このあと井山さんは記者団に対し、「まずは、目の前の一局という姿勢は、今後も変わらないが、世界戦でも結果を残したい。もし人工知能と対戦するチャンスがあれば、自分なりに精いっぱい頑張りたい」と話していました。