おすすめの有名世界遺産一覧ランキング
まだ見ぬ世界を見てみたい、もっと綺麗な景色果てない大地と見渡す限りの海原を見てみたい、普段変わりのない風景の中で仕事をし生きていれば心の中で思ってしまう事では無いでしょうか
私自身自由に世界を放浪してみたい、旅人として生きてみたいと思う事は多々あります
でも時間が無くてなかなか難しい、だからこそたまには海外の綺麗な景色を観たり調べたりしてみたいなって思うんですよね
この記事のエントリーでは「世界遺産」に焦点を当てて読者の方と一緒に世界にどんな世界遺産があるのか、またその風景やその背景の一覧をおすすめのランキング形式で観てみたいなと思います
第1位-アンコール遺跡群-カンボジア世界遺産
カンボジアの北西のシェムリアップにあるクメール王朝の遺跡群
ユネスコの世界遺産(文化遺産)として登録されている
世界遺産の以下の基準を満たしたとされて登録が行われた
(1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
アンコール遺跡群は9世紀から14世紀に掛けてのクメール美術を全て体現しており、アンコール遺跡のクメール美術が東南アジアに与えた影響は 限りなく大きいとされている
第2位-ウユニ塩湖-ボリビア世界遺産
ウユニ塩湖はボリビア中央西部にあるアルティブラーノにある塩の大地
標高3700メートルの大地に南北に100km、東西に250kmの平坦な大地が広がっており、その高低差は100kmで50cm以内とされている
アンデス山脈が隆起した際に大量の海水が山頂に残され、その海水が干上がり、また海水が逃げて行く為の経路が無い事、アルディブラーノの乾燥した気候が元になって作り上げられた
ウユニ塩湖は「世界で最も平坦な場所」とされており雨期に冠水するとその水が平坦な大地にまんべんなく広がり「天空の鏡」とも言われる空の景色を写し出したウユニ塩湖の絶景が広がっていく
第3位-モンサンミッシェルとその湾-フランス世界遺産
モンサンミッシェルはフランスの西岸サンマロ湾に浮かぶ孤島とカトリックの教会を指す。カトリックの巡礼地のひとつとして「西洋の驚異」とも呼ばれている
モンサンミッシェルのあるサンマロ湾はフランスでも屈指の潮の満ち引きの高低差が激しい場所でその差は15メートルにも及ぶ
その潮の満ち引きにより時には水の上に浮かぶ島、潮が引いた際には自然の桟橋が浮かび上がると言うたぐいまれな陸繋島となっていた
これまでの歴史の中ではフランスの王位継承を巡るフランスとイギリスの100年戦争の際に自然の要害としても使われたと言う(ジャンヌダルクが参戦した戦い)
またモンサンミッシェツは天空の城のラピュタのモデルになった城ではと言われています
第4位-ヴェネツィアとその潟-イタリア世界遺産
ヴェネツィアとその潟はイタリアのヴェネツィアとその景観の世界遺産登録物件
主な建造物はサンマルコ広場、サンマルコ大聖堂、ドゥカーレ宮殿、カナルグランデの建造群、リアルト橋等から成っている
5世紀にゲルマン民族の進行から逃れる為に当時湿地帯だった地域に街を作った事が起源となっている
海洋貿易の拡大、十字軍の遠征の際の船の出港地、ジェノバ共和国との戦争等を通してその繁栄は最高潮に達する。ルネッサンスの時代にはヴェネチア派と呼ばれる芸術も開花し、元々移民の集まるヴェネツィアと言う場所でアドリア周辺諸島から集まった商人達は有力な一族を築くと共にパトロンとして人、物、金が集まるヴェネツィアに集まった芸術家を支援する事でより華やかな街を形作ったのではと筆者は考えている
第5位-フィレンツェ歴史地区-イタリア世界遺産
イタリアのフィレンツェ中心部は歴史的な芸術、建造物が街並として残されている事から世界遺産に認定されている
またフィレンツェは「屋根の無い美術館」と言われる程建築等の貴重な芸術遺産が残されているとも言われている
14世紀コジモデメディチは父親の成功させた銀行業を引き継いだ後にフィレンツェで事実上政治の世界を支配した。その際に多くの学術や芸術家を庇護し死後に「祖国の父」という称号を与えられている
また彼の孫にあたるロレンツォデメディチは英才教育を受けると共に自身も詩人として芸術家、学者との交流を深めて行った
その結果彼の生きる時代にルネッサンス芸術は最高潮に達したのだった
主な建造物はサンタマリア大聖堂、ヴェッキオ宮殿、ウフィツィ美術館、サンタクローチェ聖堂など
ちなみにジョジョの奇妙な冒険第5部ジョルノジョバーナの登場する後半のストーリーではフィレンツェ行き超特急に載る場面などもあった事を思い出した
日本の漫画で高校生ながらこんな世界があるのだろうかとわくわくしたのを良く覚えている
気になって「ジョジョ フィレンツェ」と検索してみたらジョジョ立ちを現地で実行する為にイタリアに渡った男性がいた
「ズッタン、ズッズッタン!」「グイン!、グイン!」「バッ!バッ!バッ!」 ダンスは一見の価値あり
芸術を愛した荒木飛呂彦氏の描いたイタリアの風景に想いを馳せ日本からイタリアへ渡った、だがその根源には何世紀も昔の芸術が現代にも影響を与えていると思うとなんだか不思議な高揚感を覚える様な気持ちだ
JOJO5部-イタリアを舞台にした神動画(見るべし!)
第6位-マチュピチュの歴史保護区-ペルー世界遺産
マチュピチュの歴史保護区はペルーのクスコ県のマチュピチュ遺跡とその周辺を対象とするユネスコの世界遺産だ
マチュピチュ遺跡はインカ帝国時代の遺跡を状態の良い状態で保存しており、その総面積326km2には絶滅危惧種や危急種の植物や動物も多く存在しておりその周辺の自然を含めた複合遺産として登録されている
第7位-ヴィクトリアの滝-ジンバブエ世界遺産
ヴィクトリアの滝はジンバブエ共和国とザンビア共和国の国境にある滝
1855年にヨーロッパ地域の人間としてはイギリスの宣教師デイヴィット リビングストンが発見し、その際に当時のイギリスの女王ヴィクトリア女王の名前を冠して「Victoria Falls」と名付けられた
ザンビアにおいては「Mosi-oa-Tunya=雷鳴のする水煙」と言う名前で呼ばれジンバブエの呼び名ヴィクトリアの滝と2つの名前を併記して世界遺産へ登録されている
世界最大級の水量を誇り、ナイアガラの滝をヴィクトリアの滝の水量や規模を比べればヴィクトリアの滝に軍配が上がる
滝壺に向かい落ちる空気を含んだ水は時速150kmで落ち1000メートル近くの水煙が立ちこめる、そこに吹く風は風速20km、何もかもが規格外の規模となっている
第8位-レンソイス・マラニャンセス国立公園-ブラジル世界遺産
レンソイス・マラニャンセス国立公園はブラジル北東部のマラニャン州にある広大な砂丘からなる国立公園
雨期の時期だけ砂丘の間に出来るエメラルドの湖が出現する
レイソイスはポルトガル語で「シーツ」という意味がありその名の通り15万ヘクタールに及び白い「石英」で出来た砂丘が広がっている
1月から6月の雨期には降水により白い砂丘の下に存在する地下水脈の水位が上昇しエメラルド色の湖が出現する
湖が発生するとそれに伴って魚も現れる、これはいくつかの諸説があり雨期の間に産卵した卵が乾季は乾燥に耐久性のある卵としてち地下水脈の僅かな水分で生き残り雨期に孵化する、魚の卵が鳥に付着して運ばれ湖で孵化する等と議論されている
まあ色々謎だ
石英による砂丘は大西洋の沿岸流により運ばれ、その運ばれて来る間に石英以外の混入物は砕け混ざり戻って行き、石英だけは砕ける事なく河岸まで運ばれて行く
川岸に打ち上げられた石英は突風により繰り返し国立公園まで吹き飛ばされ、それが数万年に渡り積って行き現在の砂丘になったという事だ
第9位-グランドキャニオン国立公園-アメリカ世界遺産
グランドキャニオンはアメリカ合衆国のアリゾナ州北部に位置する
コロラド高原がコロラド川に浸食される事でで形成され、その雄大な大地のたたずまいは地球の長い歴史と自然の雄大さを人間の目に見せつけてくれる
グランドキャニオンの起源は7000万年前のカイバブアップリフと言う大地の隆起現象がはじまりとされており、4000万年前よりコロラド川の浸食により徐々にその形を形成して行った。今現在の形になったのは200万年前、最古の地層は20億年前の地層を浸食する事で出来上がっている
第10位-ウルル=カタ ジュタ国立公園-オーストラリア世界遺産
オーストラリアのノーザンテリトリーにある国立公園
オーストラリアのほぼ中心に位置しており「地球のへそ」と呼ばれるウルル、通称エアーズロックが存在し、また岩石岩より作られたカタジュタが点在している
オーストラリア、オーストラリア諸島の先住民アボリジニの聖地とされている
ちなみにアボリジニ「aborigine」は最初からという意味を持つラテン語「ab origine 」
が由来となっている
第11位-カナディアン・ロッキー山脈自然公園群
カナディアンロッキー山脈はカナダの西部に位置する手つかずの自然が評価され世界遺産として認定された
カナダのアルバーダ州、ブリティッシュコロンビア州とにまたがっている
またカナディアンロッキー山脈自然公園は3000メートル級の山々と共に4つの国立公園、3つの自然公園により形成されている
バンフ国立公園、ジャスパー国立公園、クートニー国立公園、ヨーホー国立公園
ハンバー州立公園、アシニボイン山州立公園、ロブソン山州立公園
世界遺産の下記の要件を満たしているとされ世界遺産に認定されている
(7) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。
(8) 地球の歴史上の主要な段階を示す顕著な見本であるもの。これには生物の記録、地形の発達における重要な地学的進行過程、重要な地形的特性、自然地理的特性などが含まれる。
第12位-テ・ワヒポウナム-ニュージーランド世界遺産
テワヒポウナムはニュージーランドの南西最端部に位置する
マオリ語で「翡翠の産地」を意味し、世界最大の国立公園フィヨルドランド国立公園、マウントクック国立公園、ウエストランド国立公園、マウントアスパイアリング国立公園、サザンアルプス山脈等の周辺地域と共に世界遺産に認定されている
第13位-ペトラ-ヨルダン世界遺産
ペトラはヨルダンにある遺跡で死海とアカバ湾の間、死海の約80km南に位置している
死海-アラビア北西部にある塩湖
ペトラのある地域は西にガザ、北にダマスカス、紅海にも近く砂漠を移動するキャラバン隊の要害(要所)として人や物が集まる重要な地域とされて来た
紀元前1200年、聖書の一節にも出て来る南に追いやられたエドム人が居留した事がこの都市の起源とされている
下記の3点の世界遺産登録要件を満たした事、歴史上の重要な建築である事や人類の創造的な才能が表現されている点等が考慮されて世界遺産として登録された
(1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
第14位- サガルマータ国立公園-ネパール世界遺産
サガルマータはネパールの北東部にある山岳地帯に位置する国立公園
「世界の屋根」とも呼ばれエベレスト、ローツェ、マカルー、チョオユー等のヒマラヤ山脈、高山地域にしか存在しない高山植物、レッサーパンダ等の珍しい動物が生息し世界遺産及び自然遺産として登録されている
第15位-エルサレムの旧市街とその城壁群-イスラエル世界遺産
エルサレムの旧市街とその城壁群はその周辺の情勢の不安定さから保護が必要であるとされる一方、宗教関連の理由などからヨルダンによる世界遺産の申請がされたという異例の登録の流れとなっている
1981年に臨時委員会が招集されると共に世界遺産への登録が決定された
これまでに臨時委員会が招集された例というのは他の世界遺産の登録では無いそうだ
エルサレムの旧市街地は0.9平方kmからなる区画で1860年まではこの地区がエルサレムと呼ばれていた
エルサレムにはいくつかの宗教の重要な遺跡が存在している
ユダヤ教徒-神殿の丘、嘆きの壁
キリスト教徒-聖墳墓教会
ムスリム-岩のドーム、アル=アクサー・モスク
第16位-パリのセーヌ河岸-フランス世界遺産
パリのセーヌ河岸はフランスのセーヌ川、シェリー橋からイエナ橋の全長8kmの河岸が世界遺産として登録されている
パリのセーヌ川をモチーフにした画家も多く、フランスの中でも有名な景色の場所と言えるのかもしれない
パリのセーヌ河岸の中にある建造物はパリ市庁舎、ルーブル宮殿(現在はルーブル美術館として利用)、チェイルリー宮殿、コンコルド広場、グランバレ(パリ万博博覧会に使用)、オルセー美術館、アンヴァリッド(ナポレオンの墓場)、、シャンドマルス公園、エッフェル塔、等が存在している
第17位- ワーラーナシー - インド世界遺産
ワーラーナシーはインドのウッタルプラデーシュ州の都
ガンジス川沿いに位置しヒンドゥー教の聖地とされている
街の郊外には釈迦が悟りを開いてはじめて説法したサールナート、鹿が多くいる事から鹿野苑とも呼ばれる仏教の四大聖地も存在する
ワーラーナシーのガンジス近くで死んだ者は輪廻から解脱出来るとも言われており、毎日遺体が運ばれて来る。またインドの各地から集まってここで死を待つ者も存在する。死の直前まで神の名を聞ける様にという配慮の元、彼らは24時間「解脱の館」という建物でヒンドゥー教の神の名を唱えられる。
火葬された遺灰はガンジー側に流される、ワーラーナシーは別名「大いなる火葬場」とも呼ばれている
第18位-古代都市チチェンイッツァ-メキシコ世界遺産
チチェンイッツァはメキシコのマヤ文明の遺跡
マヤの最高神ククルカラン(マヤ語でケツァクアトルを意)をまつる為のピラミッドがチチェンイッツァのピラミッドだ
通称「歴のピラミッド」とも呼ばれ4面の91段と最上部の1段を合わせて365段の巨大な切出された石で構成されている
春分の日、秋分の日には太陽が沈む際にはククルカラン(ヘビに鳥の羽毛を持った姿)のヘビの体が浮かび上がる様な現象が起こり「ククルカランの降臨」とも呼ばれている
チチェンイッツアには「聖なる泉」と呼ばれる降雨を祈願する為に生け贄や財宝を投げ入れたとする泉が存在する
アメリカの探検家エドワードトンプソンは人骨と共に大量の財宝を泉の底で発見したと言われている
第19位-プラハ歴史地区-チェコ世界遺産
プラハ歴史地区はチェコのプラハの市街地中心地区ヴルタヴァの東岸の旧市街地から南の新市街地、西岸のフラッチャニー地区、マラーストラナ地区までが世界遺産として認定されている。11世紀から18世紀に渡る様々な建築様式の建物が残っている
モルダウ「我が祖国」より-指揮カラヤン
モルダウの流れ〜ヴゥ〜ルタ〜ヴァの〜という曲
スメタナの「我が祖国」第2曲「モルダウ」は音楽の授業で習った事がある方も多いのではないだろうか、あまりにも有名で雄大な曲、そして故郷を思う作曲者はこの景色を想い作曲したのだろうか。Youtubeでカラヤンの指揮する我が祖国はあまりにも美しく、もし故郷の街を思い出し曲を聴く立場であれば涙すら流しそうな気がしてしまった
最後に
世界遺産に関してまだまだ書き足りないのですが、かなりたくさんあるのでとりあえずこの辺で。ブログ人生が続く限り出来るだけコンプを目指して追記、ランキングの修正をして行きたいなと思います。おすすめのあったら教えて下さーい、ではでは