次期都知事が誰になるのか、一都民として気になるニュースだ。
「辞めた」というよりは、ものすごい批判の集中砲火で「辞任に追い込まれた」といった方が正しいかもしれない。
ところで、はてなブックマークコメントで
「舛添叩き」が衆愚の極みである理由 (HARBOR BUSINESS Online) - Yahoo!ニュース贈収賄とか口利きとかがあったならともかく、政治資金の私的利用だけでなんでここまでバッシングが過熱したのかは本当に疑問なんだよなあ
2016/06/14 23:53
といった声をたくさん見かけたので、この疑問を解きたいと思う。
元都知事が批判されたのは、その「贅沢ぶり」が批判されたわけだが、贅沢だったのは以前からだったわけで、その時にはまだ叩かれていなかった。なぜ叩かれていなかったかと言うと、まだ贅沢ぶりが明らかになっていなかったからである。なぜ明らかになっていなかったかと言うと、誰も明らかにしなかったからである。なぜ誰も明らかにしなかったかと言うと、知事のことを嫌っていなかったからである。
2016年3月16日、知事は新宿区にある都有地を韓国人学校に貸し出す方針を発表した。もう忘れてしまった人も多いかもしれないが、この時期はいわゆる「保育園問題」が世論を賑わせていた。
反自民層は「保育所を建てないなんて!」という理由で、自民支持層は「韓国なんて!」という理由で知事のことが嫌いになった。とりわけ「ネット右翼」と呼ばれるような層の人たちが韓国を優遇したことで一気に知事を嫌いになった。
それで多数派だった自民支持層が一気に知事の過去の汚い部分(贅沢な部分)を洗い出し始めた。探せばどんどん出てくる。そこに、元々反自民だった層が乗っかって批判の攻勢を強める。
元知事は、就任してからの二年間は、その前の猪瀬知事や石原知事にくらべても、ずっとニュースへの登場回数の少ない人だった。可もなく不可もなく、褒められもせず、批判もされず、といったような人だった。(共産党は一定して細々と批判していたかもしれないが。)
それが韓国人学校の計画を発表してからは一転してバッシングの嵐になった。右を見ても左を見てももうそこには味方はいなかった。その状態がだいたい3月から6月まで三ヶ月ほど続き、辞任に追い込まれた。2016年3月16日が知事の命運の分かれ道になった。
元知事を支持した211万人余りの人はどこに行ってしまったのだろう。
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