平成28年度佐賀市市民活動プラザソフト事業選定審査委員会の審査結果について
更新:2016年06月15日
市民活動の支援及び推進の拠点施設である「佐賀市市民活動プラザ」において、市民活動の活性化につながる人材の育成を図るためのソフト事業を実施していただく団体の公募を行いました。
下記により「佐賀市市民活動プラザソフト事業選定審査委員会」を開催しましたので、審査結果を報告します。
1 対象事業
名 称:佐賀市市民活動プラザソフト事業
委託期間:契約締結日から平成29年3月31日まで
2 提案団体
2団体
3 審査結果
(1)審査の経過
ア 募集開始:平成28年4月19日(火)
イ 参加表明書の受付締切:平成28年4月28日(木) (2団体提出)
ウ 事業提案書の提出締切:平成28年5月11日(水) (2団体提出)
エ 1次審査:平成28年5月19日(木) (2団体審査)
オ 2次審査:平成28年6月1日(水) (2団体審査)
(2)審査方法
ア 1次審査
提出書類に不備がないこと等について審査委員会事務局で確認。
イ 2次審査
佐賀市市民活動プラザソフト事業選定審査委員会を開催し、プレゼンテーション及び質疑応答よる審査を公開で実施。
(3)審査結果
[参考資料①]市民活動プラザソフト事業選定審査委員会設置要綱
(4)最優秀提案者
最優秀提案者:提案団体② 特定非営利活動法人ITサポートさが
282点(375点満点)
4 審査員講評
(1)最優秀提案者:提案団体② 特定非営利活動法人 ITサポートさが
企画が具体的で、コストパフォーマンスに優れている点で高い評価となりました。
ただ、若い母親層の開拓という部分はよいと思いますが、市民活動や地域活動への促しや橋渡しのフォローについて、質疑応答で回答された「プラザ利用団体等の情報提供」のみでは、その実効性が懸念されます。
また、今後の課題となるかもしれませんが、育成した人材が「市民活動」につながっているのかどうかも、事後に確認する等して検証する必要があります。
さらに、本事業の目的である「市民活動につながる人材を育成する」という点については、貴団体の得意分野であるIT利活用のノウハウ提供の他、例えばマネジメントなど の市民活動に必要な要素(視点)を取り入れながら講座を作りこんでいくことも必要ではないかと思います。また、苦手な分野については、場合によっては、他団体との協働も視野に入れてはどうでしょうか。
(2)次点者:提案団体①
今回、ご提案いただきましたことについて、感謝申し上げます。
事業の重点目標として強調されていた「新しい層を開拓する」ということについては、高い評価となりましたが、企画書の記載内容が、ターゲットを絞って内容を詰めるという実践的な部分の具体性が弱かったため、点数が伸びませんでした。
また、講座回数等に対する費用対効果の点や人件費のコストが非常に高い点も気になったところです。
今回指摘した事項をもっと詰めていけば事業の「成果」もイメージできる提案になったのではないでしょうか。
今後の活動において、「課題を見つけ、それをしっかり分析した上で具体的な企画をつくる」ことをテーマに取り組んでいただき、次のチャレンジにつなげていただくことを期待します。
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