李選手ツイッターに差別投稿
サッカーJ2、V・ファーレン長崎の所属でワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア2次予選の北朝鮮代表の李栄直(リ・ヨンジ)選手(25)の短文投稿サイト「ツイッター」に、被爆者や朝鮮人を侮辱する表現が書き込まれていたことが分かった。李選手は14日にツイッター上で「長崎県のことを悪くいうのはやめてほしい。朝鮮人であることに誇りをもって生きていきたい」と呼び掛けている。
書き込みは、6月に登録されたアカウントで「ケロイド」や朝鮮人への差別的な呼称を使い、12〜13日に計24回投稿していた。クラブ側は投稿を確認し、15日にJリーグに報告すると共にサイト運営会社に削除要請した。一方、李選手のツイッターには「(李選手の)意見に賛成」「どうか気にせず」などと励ます投稿も寄せられている。李選手は大阪府出身の在日朝鮮人で2015年シーズンからV長崎の所属。【中尾祐児】