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支部長からのご挨拶

支部長

 大阪南支部の会員の皆様におかれましては、平素より支部活動にご理解とご協力を賜りまして、厚く御礼申し上げます。

 早速ですが、今年はマイナンバー制度の導入という大きな改革が行われる年度となり、私たち社労士の業務も大きな影響を受けざるを得ません。
 また、この他にも、年金では被用者年金の一元化、労働関係では改正安全衛生法によるストレスチェック制度の導入、労働契約法の特例等、私たちが、専門家として取り組まなければならない改正事項も多くあります。支部の研修等でも、随時、これらの改正事項に関する情報の提供等を進めていきたいと考えております。
 また、事業計画でも申し上げましたが、今年は5周年行事の開催も計画しておりますので、皆さまには、ぜひ、ご協力とご参加をお願い申し上げます。

 さて、大阪南支部は、平成23年4月に誕生しました。私は、旧河南支部の会員でしたので、当時、約380人となった会員数の多さには、本当に驚いたものです。それも、今年は、いよいよ400人の大台に乗りました。
 当支部は、ご存知の通り、大阪湾に接する住吉区・住之江区から奈良県境の河内長野・千早赤阪村まで、大阪府内の東西に広がる広域支部ですが、この為、研修や厚生事業の開催は、出来るだけ皆さまが参加しやすいよう、試行錯誤を繰り返しているところでもあります。また、広域支部かつ400名を超えた支部会員の最大の課題であるコミュニケーション維持の為には、今後も支部HPとメルマガの活用に積極的に取り組んでいきたいと考えておりますので、皆さまにも、ぜひ、メルマガ登録等を通じた各種情報のご活用をお願いしたいところです。

 ところで、話は変わりますが、私は平成14年11月に開業登録をして以来、支部の行事には、出来るだけ参加するようにしてきました。
 特に開業当初は、支部の研修や厚生行事で面識が出来た先輩方に相談させて頂いたことも多く、初めて監督署の調査が入ったとき、初めて社会保険の調査が入ったとき、支部の諸先輩方に相談させて頂いたことが大いに役立ったことは言うまでもありません。

 私たちは、社会保険労務士という名の個人事業主ですので、極端な話、支部の行事に参加しなくても業務を行うことは可能ですし、むしろ、支部の行事に参加する必要は無い、と仰る方もおられる、という話を耳にすることも有りますが、私は、それは違うと思います。私たちは「社会保険労務士」という専門家ですが、この専門家としての価値をアピールするためには、個人だけではなく、支部の、大阪会の、そして連合会の、組織としての活動が必要となります。
 最近では、「年金といえば社会保険労務士」と、私たちの専門分野の1つに連動して資格名が出て来るようになりましたが、これも、やはり組織としての活動が有ってこそだと思います。

 社会保険労務士という「専門家」に対する評価は、巡り巡って「個人」としての評価を高めることにも繋がります。
 逆に、個人の行動が、社会保険労務士としての信頼を損ねるような結果に繋がることも有りますので、学びの場としての支部の活動を、ぜひ、活用して頂きたいと思います。

 話が反れてしまいましたが、支部会員の皆さまに「参加して良かった」「参加して役に立った」と思って頂ける支部行事を開催できるよう、努める所存でございますので、その為にも、支部会員の皆様のご理解とご支援を賜りますことをお願い申し上げまして、就任のご挨拶とさせていただきたいと思います。

平成27年 5月
大阪南支部 藤原 郁子


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